【RIZIN】平本蓮が3-0判定で完勝 敗れたYA-MANは大流血で嗚咽、リングから出られず

第14試合では平本蓮(剛毅會)がYA-MAN(TARGET SHIBUYA)に3-0で判定勝ちを収めた。

YA-MAN(左)にハイキックを打ち込む平本蓮【写真:山口比佐夫】
YA-MAN(左)にハイキックを打ち込む平本蓮【写真:山口比佐夫】

SNS上で舌戦を繰り広げてきた両者

格闘技イベント「にゃんこ大戦争 presents RIZIN.45」(2023年12月31日、さいたまスーパーアリーナ、ABEMA PPVで全試合を完全生中継)第14試合 MMAルール(66キロ、5分×3R)

 第14試合では平本蓮(剛毅會)がYA-MAN(TARGET SHIBUYA)に3-0で判定勝ちを収めた。

 SNS上で舌戦を繰り広げてきた両者がついに大みそかのリングで激突した。2人のバックボーンはともにキックボクシングで、平本は今年4月の斎藤裕戦での判定負け以来、MMA6戦目。一方のYA-MANは今年5月に三浦孝太と対戦し1R・KO勝ち、今回がMMA2戦目だった。

「THE MATCH 2022」よりも豪華な入場だったYA-MAN。この日も多くの美女ダンサーを引き連れ、気持ちよさそうな表情を浮かべながら花道を歩いてきた。

 一方の平本はまるでジョン・シナのような入場だ。黒い服の男たちが一列に敬礼。そのなかをギラギラと輝く黒の衣装で入ってきた。

 あっという間の1R。先に良いパンチを入れたのは平本。その後も両者はグラウンドに行くことなく近距離の打ち合いに。正確な打撃を放つ平本がやや勝っていた。

 2R、平本は戦い方を変え、打撃とタックルを織り交ぜながら戦う。3度のテイクダウンを成功。バックを取り、相手をコントロールしていた。

 最終R、会場の大歓声とともにスタート。平本はこのラウンドでもテイクダウンを成功。スクランブルでYA-MANの顔面に膝を入れるとYA-MANの右目上からは大流血だった。

 敗れたYA-MANはリングの中で人目をはばかることなく、おえつ。なかなか立ち上がることはできず、因縁の相手に悔しい結果となった。

 勝利した平本は「MMAは甘くないからね、アマチュア修斗からやり直したほうがいいよ……。冗談はさておき、YA-MAN強いですね。朝倉がぶっ飛ばされるから、俺がぶっ飛ばしてやったよ。しょっぱい試合してすみません。強くなって戻ってきます」とマイク。

 リングサイドで見ていた朝倉未来はニヤリと笑っていた。

次のページへ (2/2) 【写真】リングにうずくまるYA-MAN
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