有田哲平、YouTubeに「悔しさあった」 51歳でSNSデビューするまでの本音と発見

届いたばかり「銀の盾」を披露する有田哲平(左)と福田充徳【【写真:山口比佐夫】
届いたばかり「銀の盾」を披露する有田哲平(左)と福田充徳【【写真:山口比佐夫】

夢は「東スポプロレス大賞」とレッスルマニア

――「有田と週刊プロレスと」の時から、この番組を見てプロレス好きになったとか、有田さんのトークが面白いから見続けてファンになったという声もあるようです。確実にプロレスファンを増やしていると思うのですが、当初から目指してたところなのでしょうか?

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「いつも僕、プロレスラーのモノマネとか勝手に少し大げさにやって、なんかちょっと悪いことしたと思うこともたくさんあって。長州力さんとか本当に迷惑かけたなとか思うんですよ。これは本当に一生かけて償わなきゃなというのもあって、プロレス界にどこかで恩返ししたいなと。

 僕もプロレスがきっかけでうちの相方とも出会ってる。プロレスから教えてもらってるものが、たくさんある。何らかの形でプロレスに貢献したいっていうのはずっとあったんです。本当は、最初は“ちょっとプロレスでお仕事は……”と思っていました。それでもやってみようかっていうところから始まって、やってみたら『おかげでプロレスファンになりました』とか、『1回プロレス見るのやめてましたけど、また見始めました』と言われると、少しでもお役に立てているのかなと。最近も両国(両国国技館)に観戦に行きましたけど、この中に僕が売ったチケットも少しはあるのかなと、ちょっと誇らしげに思っています(笑)」

――YouTubeでは、ちょうど大会直前ぐらいのタイミングで、ホットな話題を扱うケースも増えてきています。

「もうこれはね、本当に奇跡的な感じもあって。スタッフの方は意図してやってくれているかもしれないんですけど、本当にたまたましゃべったら、例えばWWEのロイヤルランブルの話をしたら、レッスルマニアの直前だったとか、スターダムの話をしたら両国大会の直前だったとか、多分たまたまだと思うんですけどね。これからは現在進行形のものだけでなく、やっぱり過去のあの話も聞きたいみたいな声もあるので、昔の話もまたやっていこうとは思っています」

――このチャンネルの目標を、改めて教えてください。

「一番はやっぱり東スポのプロレス大賞です。プロレスラーのものだと思ってたんですが、時々芸能人が特別賞を獲ってたりもするので、もしちょっとでもプロレスを盛り上げることのお役に立っているようだったら、いつかあそこに立ちたいですよね。夢ですね、そこは。後はレッスルマニアに、スタッフと皆で行くっていうのと、あとプロレスを盛り上げるという意味で、後楽園とか、両国とかがファンでぎゅうぎゅうになるようなお手伝いができればいいですね」

――今後どんなチャンネルにしていきたいですか。現状は視聴者層のほとんどが35歳以上の男性だとか……。もう少し幅を広げたいなどあるのでしょうか?

「そうらしいです。95%以上が男性視聴者(笑)。ただ、ありがたいことに、ここに僕がポンと座って、今日はこれでお話しましょうって始まったらそのまま。ほかの番組みたいに、『ちょっとそれやめてこの話をしましょうか』とか、『テーマをこれに変えましょうか』ってことはしない。始まったらお任せしてくれる。だからそこは全力でやっていますが、女性をどう引き付けるかは、周りのスタッフに完全に丸投げですね(笑)」

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