木下ほうか、性加害報道「概ね」事実 事務所契約解消で無期限休止 NHKドラマは降板

俳優の木下ほうかが28日、自身のツイッターを更新。週刊誌での報道を受けて、芸能活動を無期限で休止することを発表した。

木下ほうか【写真:ENCOUNT編集部】
木下ほうか【写真:ENCOUNT編集部】

「今後の皆様への対応につきましては代理人を立てて誠心誠意行わせていただく所存」

 俳優の木下ほうかが28日、自身のツイッターを更新。週刊誌での報道を受けて、芸能活動を無期限で休止することを発表した。

 木下は、一部週刊誌で性加害疑惑が報じられていたが、この日、自身のツイッターで報道について概ね事実を認め、芸能活動を無期限に休止すると発表した。

 以下は全文。

「報道について、事務所と協議していたことでご報告が遅くなり、女性の方々はもとより、関係者の皆様に多くのご迷惑をおかけしてしまい、深くお詫び申し上げます。

 まず、現在出ております週刊誌報道の内容について、一部事実と異なる点や10年程前のことで記憶にないこともございますが、概ね間違っておりません。
 ただ、現在週刊誌から質問されておりますが、女性から明確に拒否されているにも関わらず関係を持ったことや、薬物を用いて関係を持った記憶はございません。
 それを前提としたとしても、私の軽率な行動の結果、女性の方々が心に深い傷を負ったことに間違いはございませんので、深くお詫び申し上げます。
 女性の方々に対しては、本来であれば私が直接謝罪をすべきところでございますが、そのことでさらに傷つけてしまうこともあると考え、今後の皆様への対応につきましては代理人を立てて誠心誠意行わせていただく所存です。

 次に、私の軽率な行動の結果多大なご迷惑をおかけした多くの関係者の皆様に、深くお詫び申し上げます。

 このようなことをした私が、今後、皆様の目に触れる芸能活動を続けることはできませんので、芸能活動については全て無期限に休止させていただきます」

 また、所属事務所「カクタス」は同日付で「木下ほうかとのマネジメント契約を解消することとなりましたことをお知らせいたします」とも発表。「木下ほうかが2019年に所属してから共に、バイプレイヤーとしてもっと大きな役者を目指していましたところ、今回の報道の内容により多くの方々に大変不快な思いをさせてしまい、また業界に携わる皆様のイメージを傷つけ信頼を揺るがす事態を招くものとなっておりますことを、大変遺憾に思っております」と記した。

 さらに、「一部報道でお騒がせしておりますNHKドラマに関しましては、今回の事態を重く受け止め降板のお願いを申し入れさせて頂きました」と続けた。

 この一連の流れを受けて、NHKはドラマ10「正直不動産」(4月5日スタート/総合)について、「NHKとしては木下ほうか氏が出演しない内容で放送することといたしましたので、お知らせします」とアナウンスした。

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