【嵐・ラストライブ詳報】「ファンだけのもの」メディア露出ゼロ貫き 5年の空白を完全掌握した33曲3時間半
嵐(大野智、櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、松本潤)が5月31日、東京ドームでラストツアー『ARASHI LIVE TOUR 2026 「We are ARASHI」』ファイナルを開催し、26年半の活動を終了した。メディア、媒体への露出は一切なく、5人がそろうのはファンクラブコンテンツと本ツアーのみとし、ひたすらファンとの再会だけに5人の時間を注ぐことで、嵐を全うした。約3時間半で披露した楽曲は33曲。1999年のデビュー以来、26年半活動してきた“アイドル・嵐”の歴史に幕を下ろした。

『ARASHI LIVE TOUR 2026 「We are ARASHI」』ファイナル
嵐(大野智、櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、松本潤)が5月31日、東京ドームでラストツアー『ARASHI LIVE TOUR 2026 「We are ARASHI」』ファイナルを開催し、26年半の活動を終了した。メディア、媒体への露出は一切なく、5人がそろうのはファンクラブコンテンツと本ツアーのみとし、ひたすらファンとの再会だけに5人の時間を注ぐことで、嵐を全うした。約3時間半で披露した楽曲は33曲。1999年のデビュー以来、26年半活動してきた“アイドル・嵐”の歴史に幕を下ろした。
ポルシェ、カマロ、ゲレンデ…人気女優の人生に寄り添った愛車遍歴(JAF Mate Onlineへ)
<1st ブロック オープニング>
2020年末の『This is ARASHI』ライブのラスト、あの無観客の東京ドームの“空”にかかった虹が、『We are ARASHI』ファイナルのオープニングを彩った。「2020.12.31」で止まっていた時間が動き出すと、本ステージ上空に巨大なディスプレイBOX型の装置が出現。その上に5人が大きな青空と虹を背負い、姿を現した。
オープニングは『Love Rainbow』。松本が「嵐が帰ってきたぞ! We are ARASHI LIVE in TOKYO! 楽しんでいこうぜ!」と呼びかけ、それに応えるように壮大なペンライトの海が“5色の虹”となった。松本が「いい感じだ。ツアーファイナル! 最後までよろしく!」と投げかけた。
2曲目の『言葉より大切なもの』では、大野の歌い出しに客席が真っ青に染まった。本ステージ大階段を下り、ステージに降り立った5人。大野の「ここには~」に観客が大声の「あるから~」で応えた。3曲目『Lucky Man』 のイントロとともに放たれるのは、お約束の櫻井の「What’s up! Party peeeeeople!」の雄叫びだ。ドーナツ型のセンターステージがリフトアップし、「始めようぜ!」と一気にBステ方向へとムービング。メンバーによる「手、上げろーー!」のあおり、櫻井とのコール&レスポンスの後、「東京 screeeeeeem!」と“いつもの”やり取りでフィニッシュした。
間髪入れずにスタートする『Troublemaker』。「Hey! Tokyo! 飛べーーー!」を合図に、Bステが左右に割れ動き出す。外周をムービングしながら、櫻井が何度も何度も「Everybody!」「上の方!」とあおった。そして、5人がブンブンと手を振り、会場中にジャンプを促したことでドームが盛大に揺れた。
ここで5人があいさつをし、ドームを埋めた5万人と配信の視聴者に呼びかけた。
松本「会いたかったぜ~。配信のみんな、こんばんは。楽しんでるか? みんなに聞くぞ! 楽しむ準備はできてるか! 幸せになる準備はできてるか! 今日はお前らが俺ら幸せにしてくれよ! 準備はいいか! OK、代わりに俺らが、今から俺らが全員幸せにしてやるよ。最後までついてこい! 楽しんでいこう。よろしく!」
二宮「いらっしゃいませ~。いらっしゃいませ~。TOKYO! そして、配信の皆さん、いらっしゃいませ~。今日は俺たちと最後まで向き合ってくれ! 行けるか! 行けんのか! OK、最後までよろしく」
相葉「ねぇ、盛り上がってんの~? 配信のみんなも盛り上がってんの~? まだまだ行けんだろ! もっとちょうだい! もっと! 最っっ高だぜ!」
大野「は~い! は~い! はああ~い! 今日も行けるかい? 行けんのかい? 行っちゃうよー! 東京ドーム! We are ARASHI祭り! (でいっ!!)」
櫻井「ARASHI is Baaaaaaaaack! ただいまー! (おかえりー!) 調子はどうだ! 男性陣、調子はどうだ! 女性陣、調子はどうだ! 日本列島、調子はどうだ! 配信を見てる世界中のみんな、調子はどうだ! 俺たちはもう準備できてるぞ。みんな、どうなんだ! もっともっともっと声ちょうだい! Let’s get the We are ARASHI Final Starteeeeeeeed!!」
そして、バキバキのLED照明の中、強じんな“サクラップ”とオリジナルの振り付けで、『Believe』を歌い、踊った。スタートダッシュの5曲で、5年の空白も会場も完全掌握した。
<2nd ブロック>
5人が本ステBOX型ステージの中にスモークとともに再登場。「♪君が呼ぶなら いつでも駆けつけるよ」と歌い踊る全編英語詞楽曲の『Whenever You Call』をライブでは初披露した。暖色に染まったBOX内での『カイト』。徐々にペンライトが暖色に灯されていくドームに、5人の伸びやかなユニゾンが染みるように響き渡った。
嵐屈指のラブソング『One Love』では、ジュニアと本ステ大階段で「♪100年先も愛を誓うよ」と歌い上げ、ラストの「♪ラララ~」に合わせ、大きく振るペンライトでドームが波打った。『Yes?No?』では、暗転した暗闇の中に“ポイ”のクルクルと回る動きが浮かび上がる(『嵐 LIVE 2005 One SUMMER TOUR』で初出し、度肝を抜いた)伝説のポイパフォーマンスをジュニアたちと披露。懐かしの振り付け“千手観音”、演出もそのままだった。
『僕が僕のすべて』では、肩を組み、手を置き、嵐らしくいちゃつきながら届けた。

<3rd ブロック パフォーマンス>
客席のあちこちに落ちる“水滴”の音と波紋、それは『サヨナラのあとで』を象徴する“涙”だった。ステージの床LEDがその波紋描き、それは客席(全制御ペンライト)にも広がっていく。姿を現した5人のシルバーメタリックな衣装に照明がキラキラと反射した。
そこから一転、両サイドに“松明”が並ぶ花道(花道床LEDも燃えている)を進み、炎に包まれる“赤い”本ステで『つなぐ』を披露。大野が振り付けを手がけた楽曲だ。冒頭の大野が印を結ぶところから“忍者”インスパイア(大野の主演映画『忍びの国』主題歌だけに)な和クールに全振り振付をガッツリとオリジナルで。本ステは炎に噴水演出も加わり、床に薄く張られた水槽の水たまりを蹴り上げ、『P・A・R・A・D・O・X』を華麗に歌い、踊った。そして、レーザーが飛び交い、火薬(花火)もボンボン上がった。
びしょ濡れのステージと衣装のまま「皆さんで一緒に~!」の掛け声を合図に『CARNIVAL NIGHT part2』へ。5人がBステに集結すると、大野の「それでは皆さん、お手を拝借!」とお馴染みの音頭で、『エナジーソング~絶好調超!!!!~』がスタート。センステへと戻り、ドーナツステージでぐるりと回りながらお約束のコール&レスポンスを繰り広げ、ラストは会場一体となって「絶好調!」「超~!」を叫び合った。
『サヨナラのあとで』『つなぐ』『CARNIVAL NIGHT part.2』は、大野による振付曲を存分に堪能できるブロックとなった。
MC中に衣装チェンジを済ませ、センターステージで車座にセッティング。大野が絵を描き、相葉がそれをTシャツにデザインし、松本がジャケットデザインをてがけ、櫻井&二宮が曲を作ったと櫻井が解説し、『スケッチ』を披露。ファンへの感謝はもちろん、「♪誰よりも俺ら自身が溺愛」と歌う5人が「嵐らしい」と人気の高い幻の名曲だ。
そして、センステ中央には“たき火”がせり上がり、5万人が見守る“静かな夜”が広がる東京ドームの真ん中で、5人だけのキャンプファイヤー。ラストは櫻井「ここからは皆さん一緒に歌っていただきたいと思います」と、オレンジのペンライトが灯る客席と一緒に歌う「ラララ~♪」が響き渡った。
<4th ブロック>
ドームの天井から5つの王冠型バルーンが下降しスタンバイしたところで、後半戦がスタート。バルーンのゴンドラ部のLEDがメンバーカラーの文字を映し出し、ドーム天井付近まで上昇したところで、各バルーンに5人が登場した。ほぼ3階席の観客と目が合う高さで贈る嵐ライブの大鉄板ソング『Oh Yeah!』。櫻井「上の方~」「よく見えてるぞ」「もっと騒げ」。松本「手、上げろ」と高所からも、あおり続けた。
「俺らと一緒に踊ってくれ!」「一緒に!」とサビの手振りを一緒に楽しんだ『ハダシの未来』。本ステモニターにも、ドーム上空を移動するバルーンLEDにも、本人の過去ライブ映像(名場面)が流れた。ドームに広がった“青空”に、再び上昇するバルーンから届ける伸びやかな5人のユニゾンが染み渡った『果てない空』。そのイントロだけで盛り上がる『a Day in Our Life』では、冒頭から嵐ライブの醍醐味である盛大なコール&レスポンスを繰り返した。
二宮が「ここから、まだまだ一緒に踊りましょう」と呼びかけ、嵐の数あるチアソングの中でも人気の高い『GUTS!』がスタート。歌いながらバルーンから降り、揺れるドームの一体感に包まれながら本ステへと移動した。「少しでも近くへ」「どの席でも距離を感じさせない」のが嵐ライブ。移動型バルーンを駆使し、客席との高さと距離を完璧にカバーしたブロックとなった。

<5th ブロック>
「ゴーン、ゴーン」と鳴り響く時計の音は、まさに“怪物”たちの夜会が始まる合図。噴水と火柱、火球がボゴボコと上がり続けるど迫力の特効三味の中、リリース当時のままオリジナルの振付で魅せる『Monster』に、客席からは感嘆と歓喜の悲鳴上った。バチバチに踊り倒す『truth』の間奏パートでは、上空から花火が降り注ぐ中でジュニアと群舞で魅せた。
本ステ上手から外周ムービングステージに5人で乗り込み、歌い踊る『迷宮ラブソング』。大人気“ひざまずき”の“おいで”振り付けごときっちりオリジナルのままで届け、特大の「キャー!!」を浴びまくった。
「東京にお集まりの皆さん、そして、配信をご覧の皆さん。あらためまして、嵐です!」
ビカビカに輝く景色を作り続けるペンライトの海を移動しながらの『ワイルドアット ハート』、5人が手を重ね始まる『Step and Go』。本ステ中央に戻り、「♪いつかまたね 交点の先で」と歌い、5人が肩に手をかけ合うラストまで、ムービングステージの上ながら、いつも通りに歌い踊った。
<6th ブロック>
松本が「俺らからのありったけの愛と感謝を届けます。受け取ってください」と言い、6thブロックが始まった。その1曲目は、嵐最強のラブソングにして代表曲の『Love so sweet』。続く『PIKA☆☆NCHI DOUBLE』では、幼少期からのヒストリー映像&画像を背負いながら、「♪こんな好きな人に出会う季節2度とない」とファンに歌いかけ、このファイナルステージへの思いをかみ締めた。「♪ありがとうの想いを伝えたいよ そっと君のもとへ」という直球メッセージを捧げる『マイガール』の3曲で、観客の涙腺は完全崩壊。嵐5人から贈られる愛と感謝を浴び、泣きながら「ありがとう」を返し続けるファンの声も、これまでになにいほどに大きいものだった。途中、相葉が何度かグッときている姿がモニターで確認でき、さらに涙を誘った。
<7th ブロック>
ついに迎えた最終ブロック。松本が「俺らはまだまだ届けたい曲あるけど、みんなはどうなんだ! まだ行けんのか! じゃあ、ここで聞くぞ! 俺らの名前は何だ? せ~の!」と投げかけ、「ARASHI~」の返しにかぶせる勢いで流れてきたのは嵐の名そのもののデビュー曲『A・RA・SHI』のイントロ。5人で本ステ上手に移動し、「for dream♪」まで丸々1曲を届け、「次はそっち行くぞ」と下手へ大移動し、『感謝カンゲキ雨嵐』。曲中の「あらしー!」の合いの手も過去イチの大音量となった。
大野の「♪smile again, I’m smile again」がドームに染み渡ったところで、二宮「まだまだ行くぞ! ぶち上げろ~」。櫻井「皆さん、ご唱和ください」で始まった『Happiness』。サビで飛び跳ね、櫻井が使い続けてきた「上の、上の、上の方~」も何度も飛び出し、「We are ARASHI!」と叫んだ櫻井、ラスサビではドーム一体となった「♪Yeah Yeah Yeah」の特大シンガロンが広がった。

<フィナーレ>
涙をこらえ、万感の思いであいさつを終え、再び前を向いた5人。松本が「それでは、今日最後の曲になります。僕ら嵐の最新曲です。聴いてください」と送り出されたラストソングは、嵐の最新シングル『Five』。嵐26年半の歴史と嵐楽曲を作り上げてきた大切な“ピース”と“エッセンス”を濃縮還元、再構築した歌詞とサウンドだ。
力強く「♪心からありがとう言えたこと忘れないでいよう」と歌うラスサビで、「ドカン!」とテープキャノン、さらに大量の吹上げがさく裂。ドームという空間全体がキラキラと輝く夢のような景色の中、互いにハグし合い円陣を組んだ後、横並びで肩を組み、「ありがとう!」「楽しかったぜ!」「バイバイ!」と何度も何度も感謝の言葉を口にしながら本ステ大階段を登っていく5人。そして、最上段から松本が問う「最後にもう1回聞くぞ! 俺らの名前は! 俺らの名前はなんだ~。せ~の」に、5万人が「あらし~!!!」のアンサー。会場の全制御ペンライトも“ARASHI”の名前を映し出す、その中をさらに5人は進んだ。
本ステBOXの上に着くまで、声の限りに感謝を叫び、手を振り続けた。東京ドーム中が「ありがとう!」と叫び、手を振り続け、目に焼き付けるように5人を見つめ見送る。「どうもありがとう!」「みんな、バイバ~イ!」「楽しかったよ」という言葉を残し、嵐BOXの奥、その扉の向こうに5人の姿が見えなくなるまでキラキラの吹上げは続いた。
嵐が去った本ステ、メインモニターに果てなき道を行く嵐バスの動画と「We are ARASHI LIVE TOUR 2026」のタイトル。そこに5人のクレジットが浮かび上がり、完結。大きな大きな拍手が自然と湧き上がり、終演の時を迎えた。
あなたの“気になる”を教えてください