月9・初写真集と活躍広げる坂ノ上茜 “町中華リポーター”の極意は「自分のまんま」
演技・バラエティー・食レポと活躍を広げる女優がいる。坂ノ上茜だ。映画、ドラマ、CMで出演を重ね、リポーターとしてはTBS系「王様のブランチ」、BS TBS系「町中華で飲ろうぜ」では“町中華の伝道師”として知られるように。今年2月にファースト写真集の刊行を控え、人懐っこい笑顔が印象的な25歳に、充実した2020年と今年の抱負を語ってもらった。
【新春インタビュー】初写真集「あかねいろ」を2月に刊行 「町中華で飲ろうぜ」でリポーターとしても人気上昇
演技・バラエティー・食レポと活躍を広げる女優がいる。坂ノ上茜だ。映画、ドラマ、CMで出演を重ね、リポーターとしてはTBS系「王様のブランチ」、BS TBS系「町中華で飲ろうぜ」では“町中華の伝道師”として知られるように。今年2月にファースト写真集の刊行を控え、人懐っこい笑顔が印象的な25歳に、充実した2020年と今年の抱負を語ってもらった。
――多方面で出演を増やした2020年を振り返ってどうですか?
「幅広くいろんなことに挑戦させていただいた1年で、あっという間でした」
――今年2月12日に発売される初の写真集「あかねいろ」(光文社)は、昨年9月に撮影されました。タイトルに名前を冠して、故郷の熊本で撮影。大きなポイントだったのでは。
「オール熊本ロケで、いまの私ができたきっかけや自分のルーツが詰まっています。熊本県民はなじみ深い路面電車、熊本城、それに自分が通った高校、実家でも撮影しました。あとは、小さい頃から食べに行っていて、高校の友達と放課後に通ったお好み焼き屋さんにも行きました。今まで何気なく過ごしていた場所が、写真集の作品になるのは不思議な感覚でした」
――ほかには熊本のどんな場所に行ったのでしょうか。
「天草です。中学2年の時に行ったことがあり、改めて訪れると、熊本にはもっともっと素敵な場所があると感じました。崎津教会は海のそばにあって景色がきれいでした」
――お気に入りは、茜色の夕陽を背景に、オレンジ色のワンピースを着た1枚だそうですね。
「これは写真集のタイトルの由来である“茜色”で写真を撮りたいということで、夕景をバックに撮らせてもらいました。もともと私の名前『茜』の由来は、母が私を産む時に、病院の窓から湖が見えて、ちょうど夕陽に照らされて、茜色で綺麗だったらしいんです。私の由来を表現した写真を撮りたいと思っていました。実現できてうれしいです」
――撮影はどのように。
「実は天気が不安定だったんです。熊本に着いた時は落雷の大雨で、『これ大丈夫かな?』と思って……。いざ撮影となった瞬間に晴れたんです。そうしたら、この夕焼けを撮った後、移動中にまた雨が降ったんです。中学の行事は雨で延期になることが多かったので、自覚はなかったんですけど、今回は“晴れ女”が発揮できました!(笑)」
――力強い目線を含めて、大人の雰囲気も漂う写真集です。
「私の印象について、バラエティーで見せるような『明るい』『元気』『はつらつ』といったイメージをお持ちの方が多いと思うのですが、写真集では、25歳らしい姿を見せています。普段テレビで見てくださる方が『あれ、こんな表情もするんだ』と思ってもらえる写真もたくさんあります。大人らしさの部分は、今後もドラマやバラエティーでも出していけたらなと思っています」
――「最初で最後」という水着ショットも披露しています。写真集に向けての体作りは。
「普段よく食べるのですが、写真集のために食事面はだいぶ頑張りました! 炭水化物は朝昼まで。夜は酵素ドリンクを飲んで、お豆腐を食べて。お酒は大好きなのですが、『町中華』のロケ以外はお酒を断ったんです。ロケがご褒美みたいな感覚でした。それに外出自粛期間中は、ファスティング(断食)もやりました」