小5で原宿でスカウトされデビュー、15歳の現役JKアイドル・さとうももがプロレスでデビューを決意したワケ

アイドルグループ「原宿LAND」のメンバーであり、高校1年生のさとうもも。兄がDDT所属の佐藤大地ということもあり、小さいころからプロレスが身近にあった。とはいえ、アイドル活動を続けながら東京女子プロレスの一員となる決意は相当なもの。そのももへの初ロングインタビュー前編では、プロレスラーデビューするまでの経緯について聞いた。

初インタビューに答えたさとうもも【写真:橋場了吾】
初インタビューに答えたさとうもも【写真:橋場了吾】

プロレスの練習をしている同世代の女の子が楽しそうだった

 アイドルグループ「原宿LAND」のメンバーであり、高校1年生のさとうもも。兄がDDT所属の佐藤大地ということもあり、小さいころからプロレスが身近にあった。とはいえ、アイドル活動を続けながら東京女子プロレスの一員となる決意は相当なもの。そのももへの初ロングインタビュー前編では、プロレスラーデビューするまでの経緯について聞いた。(取材・文=橋場了吾)

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 さとうももは小学校5年生のときに、原宿通りでスカウトされてアイドル活動を始めた。

「もともとモデルになりたかったんですけど、いろいろなオーディションに落ちちゃって……でもあきらめきれなくて、竹下通りでスカウトしていただいてアイドル活動を始めました」

 2歳上の兄・大地は、プロレスリングHEAT UPの「ヒートアップ道場」に通い、2021年9月にプロレスラーとしてデビューした。兄はプロレスラー、妹はアイドル……佐藤家の毎日は忙しくなった。そしてももも、道場で練習を始めるようになる。

「私も体を動かしたくて、お兄ちゃんも(プロレスを)やっているので私もやってみようかなという感じで。(当時は)プロレス自体に興味があったかというとそうではなくて、お兄ちゃんの横で動画を見ていました。練習をしている同世代の子たちが、すごく楽しそうで女の子もいたので、週3で通っていました」

 ももは、その道場の発表会という形で、ロックアップやヘッドロック、タックルなど基礎的な動きを後楽園ホールのリングで披露している。

「人前に出るというのは、アイドルをやっているので多少は慣れていたんですが、プロレス(のリング)の方が緊張しますね。発表会は自分からやりたいとは言っていなくて(笑)、お兄ちゃんが出ているから出た感じでした。今はもうないですけど、昔は家でキャメルクラッチをかけられたりしていたので(笑)……全体重をかけられて、家が壊れるかと思いました」

入場時には大量の紙テープが投げ込まれた【写真:(C)東京女子プロレス】
入場時には大量の紙テープが投げ込まれた【写真:(C)東京女子プロレス】

兄・大地の助言は『やらないで後悔するより、やって後悔した方がいい』

 もちろん、アイドルのレッスンもある。そんな中、髙木三四郎(サイバーファイト副社長)がももに声をかけた。

「学校、プロレス、アイドル……アイドルを始めたときより、今が一番忙しいですね。髙木さんから『両国国技館(2026.3.29)に出てみませんか?』というお話をいただいて……お兄ちゃんからも『やらないで後悔するより、やって後悔した方がいい』と言われて、1回やってみようと思いました」

 両国大会では、アイアンマンヘビーメタル級王座がかかったバトルロイヤル戦に出場。その後、正式に東京女子プロレスの練習生となり、7.18後楽園ホール大会で正式デビューを果たした。

「両国はやばかったですね……会場に着いたときに、大きすぎて帰ろうかなと思いました(笑)。試合は、緊張しすぎて全然覚えていないです。入場して、負けて……何も覚えていないです。ただ、楽しかったことだけは覚えていて。それで親もお兄ちゃんも『やってみたら?』って。やっぱり練習生になってからの練習は全然違いましたね。受け身の練習も、(タックルだけではなく)投げ技に対応する前提のものに変わってきて、スポーツ経験がなかったこともあり最初は怖かったです」

(30日掲載の後編へ続く)

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