閉鎖中の露天風呂に不法侵入、排水口に流木詰めて勝手に入浴…非常識行為が波紋
長野と岐阜にまたがる北アルプスのふもと、新穂高温泉で今月22日、閉業中のためお湯が抜かれた露天風呂の排水設備に、流木や石などを詰めて勝手に入浴する迷惑行為が確認され、波紋が広がっている。いったい何があったのか。新穂高温泉協会の担当者に詳しい話を聞いた。

降水量47ミリの大雨で、川沿いの露天風呂では鉄砲水などの危険も
長野と岐阜にまたがる北アルプスのふもと、新穂高温泉で今月22日、閉業中のためお湯が抜かれた露天風呂の排水設備に、流木や石などを詰めて勝手に入浴する迷惑行為が確認され、波紋が広がっている。いったい何があったのか。新穂高温泉協会の担当者に詳しい話を聞いた。
「閉鎖期間中の『新穂高の湯』において、何者かによる迷惑行為が確認されました」
今月22日、新穂高温泉観光協会が公式サイト上に掲載した写真には、川沿いの露天風呂の排水設備に大量の流木や石が詰められ、お湯の流れがせき止められた様子が収められている。流木は大人の背丈の半分ほどの大きさのものもある。
同協会では、「新穂高の湯をご利用の皆様へ重要なお知らせ」と題し、公式サイト上で注意喚起を掲載。
「昨日の大雨の影響により急遽閉鎖しており、本来入浴できないよう温泉を抜いておりましたが、流木や石などを排水口へ詰め、お湯を溜めて入浴した形跡が確認されています。つきまして、22日に警察へ通報して各種対応をしてもらい、本件の捜査と経過貴活動を依頼しております」「本件について心当たりのある方は、大事になる前に当協会までご連絡ください。また、今後も利用マナーやルールが守られない行為が続く場合、『新穂高の湯』は閉鎖せざるを得ません」と迷惑行為の詳細や、今後の対応をつづっている。
新穂高の湯は川沿いに面した「野天湯」で、源泉かけ流しの温泉が常時湯船に流れ込む構造となっている。新穂高温泉観光協会の担当者は、ENCOUNTの取材に「迷惑行為があった21日は大雨のため閉鎖しており、湯船にお湯が溜まらないよう排水口の栓を抜いていました。柵が設けられ閉業していたところに、どこからか柵を乗り越えて侵入、流木などを詰めて勝手にお湯を貯め入浴していったものだと思われます」と経緯を説明。
施設への不法侵入があったとみられる21日は、降水量47ミリを記録した大雨で、川沿いの露天風呂では鉄砲水などの危険もあったという。
「北アルプスのふもとなので、何が起こるか分からない。外国人らしき人物が数名入っていったという目撃情報も寄せられています。今後は防犯カメラの設置も含めて、対応策を検討してまいります」と担当者。歴史ある有名な露天風呂が閉鎖となることがないよう、マナーの徹底が求められている。
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