富士山“ボランティア救護”が有償化へ 「仕事になってしまうと…」20年携わる鉄人ドクターの本音
富士山は10日、静岡側で開山式が行われ、今月1日に開山した山梨側と合わせ、すべての登山道が開通した。標高3000メートルを越える“日本一の山”で、予期せぬアクシデントが発生した際に登山者の安全を守るのが、富士山各所の救護所に詰めるボランティアドクターの存在だ。近年、相次ぐ無謀登山を巡っては、救助費用の有料化が大きな議論となっている。今夏からは富士山でも、救護に参加する医療者に一定の手当が支給されるが、これまでボランティアで対応にあたってきた医師たちは、救助有料化の議論にどんな思いを抱いているのか。標高3100メートルの「富士山八合目富士吉田救護所」で20年にわたりボランティアドクターを務める、山梨県立中央病院高度救命救急センターの岩瀬史明統括部長に率直な思いを聞いた。