【映画とプロレス #5】どん底から一転 数々の作品に出演 俳優として開花したレスラー ジェイク・ロバーツ
「ザ・ピーナッツバター・ファルコン」(19年)には、一世を風靡した2人のレジェンドレスラーが出演している。ジェイク"ザ・スネーク"ロバーツと"マンカインド"ミック・フォーリーだ。映画という意味で両者に共通するのは、ドキュメンタリー作品「ビヨンド・ザ・マット」(99年)の主要登場人物ということだろう。このキャスティングに「ビヨンド・ザ・マット」が無関係とは到底思えない。そこには同作品と両者へのリスペクトが込められていると思うのだ。