金子恵美、少子化問題に直言 “不妊治療費の補助”は「どう国が責任を持ってやるか」

元衆院議員の金子恵美が、自身に起こった不倫問題を取り上げ、“人生の指南書”と銘打った書籍「許すチカラ」を上梓する。夫で元衆院議員の宮崎謙介氏をなぜ許すことができ、どのようにして円満な家庭生活を送っているのか。1児の母として少子化や子育ての問題にも切り込む内容だ。インタビューで、「不寛容な社会」における誹謗中傷や、今後の日本社会へのメッセージを聞いた。今回は後編。

多様性が認められる社会になっていかないといけないと語った金子恵美【写真:ENCOUNT編集部】
多様性が認められる社会になっていかないといけないと語った金子恵美【写真:ENCOUNT編集部】

単独インタビュー 夫・宮崎謙介氏との“不倫騒動”を回顧 “人生の指南書”「許すチカラ」を上梓

 元衆院議員の金子恵美が、自身に起こった不倫問題を取り上げ、“人生の指南書”と銘打った書籍「許すチカラ」を上梓する。夫で元衆院議員の宮崎謙介氏をなぜ許すことができ、どのようにして円満な家庭生活を送っているのか。1児の母として少子化や子育ての問題にも切り込む内容だ。インタビューで、「不寛容な社会」における誹謗中傷や、今後の日本社会へのメッセージを聞いた。今回は後編。

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――新型コロナウイルス禍の中で、テレワークの導入など働き方に変化が出てきています。社会の価値観にも同じことが言えます。

「アフターコロナの面で、働き方が変わってきました。テレワークをせざるを得ない状況が出てきて、皆さん取り組んでいると思います。ただ、細部を見れば、実はそれによってうまくいっているところ、テレワークではできないところ、環境として無理があるというところもあります。そこは政治・行政がカバーしていく部分です。社会の価値観、人生観、仕事への向き合い方が変わってきていると思います。今回の本のテーマでもありますが、多様性が認められる社会になっていかないといけないです。そこで足りない部分を政治がちゃんとフォローしていかないと。価値観の変化にも合わせて、政治が社会を作ることです」

次のページへ (2/3) 「不妊治療費の補助についても切り込んでいくことが大事」
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