蝶野正洋、還暦パーティーで藤波の“大失態エピソード”暴露 「この日はママさんバレーが入ってた」

“黒のカリスマ”蝶野正洋の還暦記念パーティーが27日夜、都内で行われた。

誕生日ケーキとポーズを決めた蝶野正洋【写真:ENCOUNT編集部】
誕生日ケーキとポーズを決めた蝶野正洋【写真:ENCOUNT編集部】

闘魂三銃士命名に困惑「なんでなん?」 トークで秘話

“黒のカリスマ”蝶野正洋の還暦記念パーティーが27日夜、都内で行われた。

 220人が参加し、人生の大きな節目を祝った。60年の歩みを振り返るVTRでは、出生した米国シアトル時代の貴重ショットを公開したものの、三鷹で過ごした中高時代はカット。「三鷹の部分は外しました。あまりいい過去ではない部分があるので(笑)。プロレスに入るのは更生するというか、高校時代の反省もあって、厳しい世界に入ろうとしたんですけど、入ったらとんでもない世界。普通の常識とは違う業界だった」と、語った。

「どこかで自分を変えなきゃ」との思いで入門した新日本プロレスでは、武藤敬司、橋本真也との闘魂三銃士で脚光を浴びた。「命名されたときは『なんでなん? 俺は一束にされちゃうんだ』っていう思いが強かった」と戸惑ったが、今では感謝しているとした。転機となったG1クライマックス3度目の優勝後の悪役転向は、「ノープランで完全な見切り発車のスタート」。nWoジャパンで大ブレークし、「いろいろ迷惑をかけたかもしれませんが、とても楽しい時間でした」と、懐かしそうに笑みを浮かべた。

 パーティーにはゲストも登場。音楽家の鈴木修さんは蝶野の歴代入場テーマ曲「FANTASTIC CITY」「CRASH」を生演奏した。

蝶野、藤波、長州、武藤(左から)が豪華トーク【写真:ENCOUNT編集部】
蝶野、藤波、長州、武藤(左から)が豪華トーク【写真:ENCOUNT編集部】

長州「なんでコイツ呼んだの?」 武藤に毒ガス噴射

 さらに、武藤、藤波辰爾、長州力が登壇し、4人でトークを行った。長州が「なんでコイツ呼んだの?」と武藤に毒ガスを噴射すれば、蝶野は藤波の“大失態エピソード”を告白。大阪の大会に向け、ポスター等で告知していたものの、「会場を押さえていなかった。この日はママさんバレーが入ってた」と暴露し、藤波を慌てさせた。藤波は、予定していた日程の2週間前に会場からの電話で不備を知ったと説明。「スケジュールを組んでいると走っちゃっているから体育館を押さえていると思っていたんだよね」と、頭をかいた。

 また、武藤は2020年2月28日のプロレスリング・マスターズ後楽園ホール大会にアントニオ猪木さんが降臨したときのエピソードを披露。当時、猪木さんの重篤説が流れたことが打診のきっかけで、「(結果的に)猪木さん最後のリングですよ」と、思いを込めた。

 まもなく1周忌を迎える猪木さんについて、藤波は「確かに今いないんだけど、俺はあまりにも長いからどっかでリングに上がると意識している。どこかで竹刀持って飛んで来るんじゃないかと」と吐露。長州は「だいたい月に10日ぐらいは会長と会っている」と、新日本の道場に行くたびに飾られている猪木さんの写真を見て思いを馳せていることを示唆した。

鈴木修さん(左)が蝶野の入場テーマ曲を生演奏【写真:ENCOUNT編集部】
鈴木修さん(左)が蝶野の入場テーマ曲を生演奏【写真:ENCOUNT編集部】

マルティーナ夫人に感謝 「自分の成長を一身に支えてくれた」

 パーティーにはマルティーナ夫人や子どもたちも参加。蝶野は「プロレスやりながら一番支えになったのはマルティーナですよね。海外から1人で日本に来て、それを支えなきゃっていう気持ちが増えてきました。タイツのデザインをしてくれたり、プロレスビジネスや自分の成長を一身に支えてくれたのがマルティーナなので本当に感謝しています」と、ねぎらいの言葉をかけ、今後も新たなチャレンジを続けていくことを約束した。

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