KEYTALK「不安な気分を吹き飛ばせ!」ピンチをチャンスに変えるインタビュー

(左から)八木優樹(ドラム&コーラス)、寺中友将(ボーカル&ギター)
(左から)八木優樹(ドラム&コーラス)、寺中友将(ボーカル&ギター)

バンド史上最大のライブで最大のアクシデントが発生!? その時…

――八木さんは?

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八木「僕は横浜アリーナで演奏した時に1曲目で演奏を間違えて、ドラムが止まっちゃったっていう超ピンチがあって」

――当時バンド最大級のライブで、1曲目にまさかの最大級のアクシデントだ。

首藤「そうなんですよ。『あ、やっちゃった』って思って、とりあえず巨匠とアイコンタクトを取って、心の会話で『気にせずにいこう』みたいな。そんな感じで通じ合った瞬間がありましたね」

寺中「ありました。その一瞬で色々と考えたんですよ。『まだイントロだからそのままイントロでいくか?』『とりあえず3人だけで歌に入るか?』で、結局、『タイミングが合うまで待って、ちゃんと入ろう』ってアイコンタクトで合わせました。何より八木くんが気絶してんじゃないかって心配で(笑)」

全員:(爆笑)

寺中「振り向いたら、白目をむいてる八木くんが倒れているか、もしくはぶっ飛んで天井を仰いでいるかみたいな(笑)」

八木「完全に真っ白でした(笑)。その後、義勝が振り向いて合図をくれたんです。それで3人が上手くフォローしてくれて、何とか救われたんですけど、実はその瞬間からあの日の記憶が、今でもまったくないんです」

――それは「ピンチで記憶をなくした瞬間」だ。

全員:(爆笑)

小野「まあ無事乗り切ったって話ですね(笑)」

――ステージでのアクシデントって、その乗り越え方によって、逆にお客さんに凄さを見せられるって事ありますよね? さすがKEYTALKって感じで。

小野「全然動じないっすよ」

寺中「動じないっすね」

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