ゴゴスマ・石井亮次アナ、就活浪人で得た教訓 就活生に金言「賢く見せる必要なし」

番組スタッフとの雰囲気づくりを大事にしているという石井亮次アナウンサー
番組スタッフとの雰囲気づくりを大事にしているという石井亮次アナウンサー

会議でスベり、古舘伊知郎をヨイショ「ゴマすりでいい」

 石井アナは入社後、スポーツ中継の見習い後、バラエティー番組、報道番組を幅広く担当し、「ゴゴスマ」のMCは、13年4月の番組開始時(東海3県ローカル放送)から担当してきた。15年3月30日からTBS系列でネット放送されるようになったが、当時は日本テレビ系列「情報ライブ ミヤネ屋」の1強時代。低視聴率に苦しんだ際も、番組スタッフとの雰囲気づくりを大事にしてきたという。

「僕は今でも朝7時半には局に入って、最初の会議から出ています。毎日、30~50人の小所帯で番組を作っていますし、頭から出ていると、『あれ、カットしよう』『こっちにしよう』と言いやすくなるのもあります。ただ、毎日同じメンバーゆえにプロデューサーや僕が不機嫌にしていたら、確実に雰囲気は重くなります。だから、いつもスベリ倒しています(笑)。ネット放送になった後、ミヤネ屋さんに惨敗したときも、『やったね、今日も1.2%』とおどけ、父親が亡くなって葬式に出られなかった日も『0.9%? 何が霊柩車や』と自虐を言っていました。でも、その後は視聴率がジワジワ上がってきました。視聴率争いは毎日のことですが、番組作りは楽しいですし、やりがいがあります」

 番組には、アナウンサーの大先輩である古舘伊知郎も出演しているが、石井アナは初対面で関係性を築いていた。

「最初にお会いしたのはドラマ『下町ロケット』の撮影現場です。僕もちょっと出させていただいて、新潟のロケ先でご一緒したので、すぐに『ゴゴスマの石井と言います』とごあいさつしました。古舘さんは『座って話そう』と言ってくだいまして、僕はこの機会に『報道ステーション』の最終回、古舘さんによるラスト7分半一人しゃべりを完コピしていることをお伝えし、それをそのまま披露すると、古舘さんはとても喜んでくださいました。そして、僕は正直な思いで、『アナウンサーは全国に約1000人いますが、番付で言うと、古館さんは横綱じゃなくて、3人(大鵬、北の湖、貴乃花)しかいない一代年寄です』とお伝えしました。周りから見れば、『ゴマすり野郎』ですが、僕はそれでいいと思っています」

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