ゴゴスマ・石井亮次アナ、就活浪人で得た教訓 就活生に金言「賢く見せる必要なし」

CBC制作・TBS系情報番組「ゴゴスマ」(毎週月~金曜、午後1時55分)で司会を務める石井亮次アナウンサー(44)が、自身が経験したアナウンサー採用試験を振り返り、就活生たちにアドバイスを送った。「賢く見せる必要なし」「人はスキがある人を好きになる」。今月12日には、著書「ゴゴスマ石井のなぜか得する話し方」(ダイヤモンド社刊)を出版。今、勢いに乗る言葉の達人が、ENCOUNTのインタビューで人との接し方、自身の生きざまを語った。

自身の就活経験について語った石井亮次アナウンサー
自身の就活経験について語った石井亮次アナウンサー

真面目で謙虚な石井アナ「どうしても笑ってほしいときは、自分をいじります(笑)」

 CBC制作・TBS系情報番組「ゴゴスマ」(毎週月~金曜、午後1時55分)で司会を務める石井亮次アナウンサー(44)が、自身が経験したアナウンサー採用試験を振り返り、就活生たちにアドバイスを送った。「賢く見せる必要なし」「人はスキがある人を好きになる」。今月12日には、著書「ゴゴスマ石井のなぜか得する話し方」(ダイヤモンド社刊)を出版。今、勢いに乗る言葉の達人が、ENCOUNTのインタビューで人との接し方、自身の生きざまを語った。(取材・文=柳田通斉)

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 就職活動はこれからが本番。受験者は面接になると、どうしても背伸びをしてしまいがちだが、石井アナは「それこそがNG」と言った。

「正直が1番いいんです。賢そうにする変なよろいを着ていたら、すぐに面接官にばれます。『120人のサークルをまとめていました』とか、ウソを言う学生もいますよね。そんなことを言うなら、『マージャンばっかりしていました。その代わり、6段になりました』と言えれば、『飾り気がなくていいね』となるんですよ。僕の経験上、知らないことは『分かりません。教えてください』と言えた方が、賢さをアピールするより絶対に得。『人はスキがある人を好きになる』ものだと思います」

 その上で、石井アナは面接を受けるには、「会話を弾ませるための準備が必要」と言う。

「面接では会話を弾ませて、相手に好かれないとダメです。なので、エントリーシートに書く名前の由来、出身地でひとネタ、ふたネタを用意することも大事です。生年月日もそうです。面接官には、偶然同じ誕生日の人がいて反応するかもしれない。例えば、僕の誕生日は3月27日ですが、『そうですか。マライア・キャリー、オグリキャップも同じ誕生日です』と返せば、少しは盛り上がりますよね」

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