仲村トオル&鷲尾いさ子の長女の素顔 芸能には無縁「地獄だった」剣道部時代

俳優・仲村トオルと女優・鷲尾いさ子の長女でモデルの美緒(23)が、芸能プロダクション「スターダストプロモーション」に移籍し、本格的に活動を開始した。175センチの高身長、顔も両親似の美緒が再始動の思い、幼少期から剣道一筋だった10代を語る。

高身長、顔とも両親譲りと語った美緒【写真:舛元清香】
高身長、顔とも両親譲りと語った美緒【写真:舛元清香】

美緒インタビュー前編、175センチの高身長「両親からもらったなと思います」

 俳優・仲村トオルと女優・鷲尾いさ子の長女でモデルの美緒(23)が、芸能プロダクション「スターダストプロモーション」に移籍し、本格的に活動を開始した。175センチの高身長、顔も両親似の美緒が再始動の思い、幼少期から剣道一筋だった10代を語る。(取材・文=平辻哲也)

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 現在23歳の美緒は19年にモデルデビュー。当時は仲村、鷲尾の個人事務所「KITTO」に所属していたが、大学卒業を機に自立。移籍後の初仕事は雑誌「25ans(ヴァンサンカン)」でのファッションモデルだ。高身長と9頭身を生かして、ハイブランドをクールに着こなした。

「ファッション系の撮影もほぼ初めてだったので、もう何もかもが新鮮でした。右も左もわからない状態で撮影させていただいて、たくさん学ばせていただきました」と声を弾ませる。身にまとったファーの値段は、100万円超え。「私も値段を聞いて、びっくりしました。緊張しました! 汚せないって(笑)。私なんかが大丈夫かしら、より素敵に見せなきゃいけないのに……って。普段では着られないような服を着させていただけるのは素敵な体験でしたね」と話す。

 高身長、顔とも両親譲り。「身長は両親から、もらったなと思いますね。顔は母に似ているって言われたいです。父に似てるって言われるのも、うれしいんですけど、母に似てるっていうのは、私にとって、最大級の褒め言葉なんです」。

 2019年のモデルデビューは写真家・安珠氏からの「写真を撮らせてほしい」とオファーを受けたのがきっかけだった。

「年賀状の家族写真を撮ってくださっていて、それこそ家族ぐるみのお付き合いだったんです。お話を頂いた時は『ありがたい』という感じでしたね。私が何もわからないから、手取り足取りどころか、ポーズもカチッと決めてくれて、『動かないで』『笑って』『笑って』という風に言っていただいて、撮りました」

 当時は「ミオ」とカタカナ表記。「最初は続けていく覚悟もなかったし、シンプルな形、無機質な感じがいいと思って、カタカナ表記にしたんですけども、あれ? 父親もカタカナだと後から気づいたんです」。

「美緒」での再始動はどんな思いだったのか。「親に甘えたくない、自分の力で立ちたいという思いもあって、表記も心機一転しました。やっぱり名前って大きいじゃないですか。一生ついてきますから。ちゃんと覚悟を持って取り組む、自分の示しもつけたかったし、分かりやすく漢字にしました」。

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