4月より東海テレビ・フジテレビ系全国ネット「オトナの土ドラ」シリーズ第33弾として放送が開始された、連続ドラマ「最高のオバハン 中島ハルコ」。女優の大地真央が主演を務める同ドラマは、忖度まみれの理不尽な仕事の悩みをばっさばっさと斬っていくスタイルが好評だが、そんな“痛快エンターテインメント”の主題歌が、愛知・名古屋市を中心に活躍するBoys and Men（ボイメン）の弟分のユニット「祭nine.」（まつりないん）の歌う「やったれ我が人生」（ユニバーサルミュージック移籍第2弾シングル／5月5日発売）になる。実際、「やったれ我が人生」を聴いてみると、軽快なテンポでノリの良いサウンドに聞いているこっちもノリノリになっていくが、そのミュージックビデオ（MV）はドラマ仕立てになっていて、現在、YouTubeで絶賛公開中。簡単に説明すると、舞台は「やったれ亭」なるレストラン。そこで働く5人のシェフ兼ウエイターに扮（ふん）した「祭nine.」のメンバーが、店に訪れたグルメ評論家の客をどうもてなすか。その様子がコメディータッチで描かれる。今回はそんなノリノリのMV「やったれ我が人生」の舞台裏を聞こうと「祭nine.」のメンバー5人を直撃。知られざる撮影秘話を披露してもらった――。（取材・文＝“Show”大谷泰顕）

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　まず口火を切ったのはリーダーの寺坂頼我（テーマカラー赤）だ。

「芝居の場面とダンスの場面を1日かけて撮影したんですけど、芝居の部分は割と自由にやっていいよ、みたいな感じで言われていました。僕らをデビューの頃から付き合ってくれている撮影スタッフの方々との現場だったので、お互いに気心が知れているからやりやすかったです」と、撮影を振り返った。

　他のメンバーにも見どころを聞いていこう。

「カメラが回っているのかっていうぐらい、遊んでいるようなテンションの場面が使われていたりとか。割と素の僕らが見えると思うので。そこが見どころなのかと思います。今までは決まった演出を演じるっていうのが多かったんですけど、今回は企画の段階から携わらせてもらって、イチから作ることができたので、そういう面でも思い出には残りましたね」（野々田奏／テーマカラー黄）

「すごい印象に残っているのが、タカノハシアキラさんっていう俳優さんがおネエな役を演じてくれたんですけど、そのキャラのまま、ずっと僕に投げキッスで色仕掛けをしていて、それを見ているのが楽しかったですね」（横山統威／テーマカラー緑）　

「メンバーがそれぞれ卵を割ったり、食材を切ったりして、調理をしている場面がところどころに挟んであるんですけど、あまり僕らがライブでは見せない姿、いつもの僕らじゃない姿が見れるっていうのは、こういう映像作品の良さではあるかなと思いますね」（高崎寿希也／テーマカラー青）