NHKは26日、総合で「ファミリーヒストリー　福山雅治～長崎に生きて 亡き父の思い～」（午後7時30分）を放送する。

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　長崎市出身の福山。今回、そのルーツをたどると、もともとは福岡で暮らし、その後、長崎に移り住んだ歳月が明らかになる。

　さらに、山口出身だった祖母は、意外な人物とも知り合いだった。そして、取材中に見つかったカセットテープ。原爆投下時の祖母と父の様子が詳細に残されていた。福山家が助かったのも、ある理由があったからだった。

　初めて知る家族の事実に対し、福山は驚きを隠せなかった。

　福山は、「今回の収録は、映画やドラマのようなクリエーティブされた物語ではなく、自分にとってリアルな家族の現実を知ることができた貴重な体験でした。緊張と好奇心が混ざり合った不思議な感覚で、命のリレーとも言うべき家族の歴史を可視化していただきました。番組のスタッフさんたちの時間と労力を注いでいただいた取材によって、初めて知る自分のルーツ、祖先の秘話が多くありました」とコメント。

「偶然が重なり合った祖先たちの出会い。まるで物語の結末が最初から決まっていたかのように、それぞれの人生が導かれて今につながっていく。まさに『運命』というものを見させてもらったように思います」と思いを寄せた。