瀬戸康史、9年ぶり共演の有村架純に感銘 初対面から変わらない「演技に秘めた情熱」
俳優の瀬戸康史が7日、都内で行われた舞台『キュー』のトークセッション&製作発表に、有村架純、原作者の上田岳弘氏、演出の白井晃氏と共に登壇。9年ぶりとなる有村との共演について語った。

有村は「うれしいです」と照れた表情
俳優の瀬戸康史が7日、都内で行われた舞台『キュー』のトークセッション&製作発表に、有村架純、原作者の上田岳弘氏、演出の白井晃氏と共に登壇。9年ぶりとなる有村との共演について語った。
同作は、2019年に『ニムロッド』で芥川賞を受賞した作家・上田氏による長編小説『キュー』を舞台化するもの。白井氏が長年構想してきた企画で、瀬戸が主演を務め、有村とは9年ぶりの共演となる。
物語は、テクノロジーが発達し続ける人間社会を背景に、「人間とは何か」「“わたし”とは誰なのか」を問いかける。心療内科医・立花徹(瀬戸)が、前世の記憶を内包し、徹の高校時代の同級生でもある渡辺恭子(有村)を呼び覚ましたことを軸に、戦後の日本を生きる人間がどこから来て、どこへ向かうのかという問い(=Question)を描く。なお、有村は恭子のほか、戦時中を生きる椚節子、未来を生きる女型のRejected Peopleの3役を演じる。
この日は七夕にちなみ、登壇者が願い事を発表する場面も。瀬戸は「自分らしく穏やかに過ごす」と発表し、この願いについて「僕の人生のテーマでもあり、『キュー』のテーマでもあるのかなと思って書きました」と説明した。一方で「本当はもっと面白いものを書いたほうがいいんでしょうが、そういうのがいけないんだろうなと。そういうのは飾っている」とも口にし、作品と向き合う上での思いをのぞかせた。
有村との共演は9年ぶり。互いにパワーアップした点、変わらない点を聞かれると、有村は「年齢?」とにっこり。瀬戸はこの発言に笑みを浮かべながら、有村について「変わらない部分が多いような気がする」と切り出し、「演技に対する純粋な秘めた情熱。それは、初めてお会いした時からずっと感じている」と印象を明かした。これに有村は「本当ですか。うれしいです」と照れた表情を見せた。
有村もまた、瀬戸への信頼を口にした。「20歳くらいの頃から瀬戸さんの主演作でお世話になって。結構過酷な撮影だったんですが、集中力を切らさず、プロ意識の高い役者さんという印象がある」と当時を回想した。一方で、現場での瀬戸は決して張り詰めた雰囲気ではなかったという。有村は「お堅い感じでもなく、柔らかい空気感をまとって、穏やかに現場にいてくれた。現場でも楽しい会話をした覚えがあります」と振り返った。
今回の共演についても「心強さがありますし、お稽古中もたくさんお話ししながら、一緒に作っていけたらいいなと思います」と期待を込めていた。
舞台『キュー』の東京公演は11月15日から東京芸術劇場プレイハウスで行われ、大阪公演は12月4日から梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて実施される。
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