“超拡張”で進化した3D『グラブル』の真髄 『GRANBLUE FANTASY: Relink – Endless Ragnarok』先行プレイレポート
Cygamesの3DアクションRPG『GRANBLUE FANTASY: Relink – Endless Ragnarok(以下、Endless Ragnarok)』が、9日に発売される。本作はすでに人気を博している『GRANBLUE FANTASY: Relink(以下、Relink)』の拡張コンテンツだ。より強化されたコンテンツは無限大に感じるほどで、濃密な空の旅を体験することができた。

『GRANBLUE FANTASY: Relink』の大型拡張コンテンツが登場
Cygamesの3DアクションRPG『GRANBLUE FANTASY: Relink – Endless Ragnarok(以下、Endless Ragnarok)』が、9日に発売される。本作はすでに人気を博している『GRANBLUE FANTASY: Relink(以下、Relink)』の拡張コンテンツだ。より強化されたコンテンツは無限大に感じるほどで、濃密な空の旅を体験することができた。
本作は2014年から提供されているスマートフォン向けソーシャルゲーム『グランブルーファンタジー(グラブル)』を、コンシューマー向けに3Dアクションに昇華した作品だ。
プレイヤーは原作同様に、騎空士グランもしくはジータとして空を渡り、仲間たちと共にさまざまな困難を乗り越えていく。今回は、ゼーガ・グランデ空域というエリアで起きた星晶獣の暴走を調べていくうちに、謎の教団と衝突する物語が描かれる。

ゲームとしては、拠点となるふたつのエリアを軸に、さまざまなダンジョンを巡り、モンスターや敵兵を倒してレベルを上げていくという王道の3DアクションRPGだ。原作でもおなじみのキャラクターが縦横無尽に動き回り、ド派手な技を放っていく。
特に注目すべきはキャラクター同士の掛け合いだ。古き良きアクションRPGらしく技名を叫んでくれるのはもちろんのこと、状況に応じて細かくセリフが用意されている。たとえば、プレイヤーが敵の攻撃をギリギリで回避すると、他の仲間が褒めてくれるなど、連帯感や高揚感を高めてくれる仕掛けが盛りだくさんだ。

バトル自体も、敵の攻撃予兆やギミックを避けながらコンボを叩き込んでいくスタイルであり、『ファイナルファンタジーXIV』などを始めとする昨今の3DアクションRPGをよく研究しているところが窺える。

カリオストロやナルメアなど、原作でも人気のキャラクターがたくさん登場する点も見所だ。これらはキャラクター解放チケットというアイテムを使用することで、好きな順番に使用できるようになる。キャラクター解放チケットは道中で拾えたり、クエストの報酬で手に入ったりと、さまざまな手段でゲットできる点も嬉しい。それぞれフェイトエピソードというサイドストーリーが用意されており、どれも個性的で面白く、ついつい読んでしまう魅力がある。読み終わるとキャラクターが強化されるのもグッドだ。

メインストーリー自体はあっさりと終わるものの、本編とも言うべきエンドコンテンツは豊富に用意されている。拠点に用意されたクエストカウンターから、さまざまな内容のクエストが遊べ、それぞれに異なる報酬がもらえるのだ。難易度も細かく設定されているため、チャレンジのし甲斐があるというものだ。この点は『モンスターハンター』シリーズなどを参考にしているように思え、多くのゲーマーがすんなりと入っていくことができるだろう。

クエストはマルチプレイでも参加できるため、鍛えたキャラクターとプレイスキルで高難易度に挑戦し、仲間と達成感を共有するのも楽しいところだ。ウェルメイドな大作として非常に隙がない作りであり、グラブルに興味のないユーザーでも一度は試してみてほしい出来に仕上がっている。
続いて、『Endless Ragnarok』で追加された新要素を紹介していこう。

筆者は新キャラクターのベアトリクスを遊んでみた。ベアトリクスは、星晶獣を狩ることを目的とする”組織”に属する女剣士。猪突猛進な性格をしており、目鼻立ちのくっきりとした正統派の美少女キャラクターだ。性能もわかりやすく、メインボタンを連打することで剣を振り回す近接攻撃が得意。サブボタンで「クロック・オー・デルタ」の針をグルグル回し、攻撃・防御・回復のいずれかの能力を底上げすることができる。針を特定のポイントで止める目押し要素が楽しく、わかりやすい性能のなかにひとつだけユニークな点があるところが良かった。

もうひとり、新キャラクターを触ってみた。ユーステスもまた、”組織”に属する仕事人だ。フラメクの雷という武器を持ち、遠距離からのスナイピングを得意とする。メインボタンでチャージ可能な狙撃を行い、サブボタンでリロード。攻撃をヒットさせるごとに溜まる充填ゲージがマックスだと、リロード時に強力な強化弾を装填することができる。こちらもすぐに馴染める性能をしており、近づけない敵を相手に戦う際に重宝するキャラクターだ。

その他にも『Relink』に登場したガランツァとマギラフリラが使用可能になっており、至れり尽くせりのアップデートになっている。
また、新コンテンツの「極沌空所」もチェックした。本モードはいわゆるローグライト的な遊びが楽しめるモードだ。プレイヤーは裂け目からこの空間に入り込み、並み居る敵を倒し、3択の強化報酬から好きなものを選び、さらに深いステージへと進んでいく。

バトルの連続である点は好みだったが、このモード自体はそこまで既存のコンテンツと差別化できているようには感じなかった。エンドコンテンツの終盤には化けるかもしれないが、強化報酬はどれもちょっとしたもので、取捨選択によってゲーム性が変わっていくというローグライト的な醍醐味は薄いと言わざるを得ない。

その他「Endless Ragnarok」ストーリーや、新バトルシステムの「召喚」など、短期間では遊びきれないほど豊富なアップデートがあり、どれから手を付ければいいか迷ってしまうほどボリューミーであった。
Cygamesの看板タイトルらしい、超が付くほどの拡張コンテンツである。ぜひともこの機会に遊んでみてほしい。
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