三遊亭王楽、七代目三遊亭円楽を襲名へ 父は三遊亭好楽「名跡を汚さぬよう精進致します」

落語家の三遊亭王楽が、2025年2月20日付けで七代目三遊亭円楽を襲名することが24日、発表された。

三遊亭王楽【写真:公式サイトより】
三遊亭王楽【写真:公式サイトより】

2025年2月20日付けで襲名

 落語家の三遊亭王楽が、2025年2月20日付けで七代目三遊亭円楽を襲名することが24日、発表された。

 五代目三遊亭円楽一門会の決定により、今回の襲名が決まった。併せて、「三遊亭王楽改メ 七代目三遊亭楽襲名記者会見」を今月30日に開くことも発表された。会見には王楽のほか、父の三遊亭好楽、林家木久扇が出席するという。

 王楽は襲名にあたり、直筆文で現在の心境と感謝を次のようにコメントした。

「いつも大変御世話になって居ります。私こと三遊亭王楽は、一門の皆様のご推挙により、七代目三遊亭円楽を来春より襲名させて頂く事と相成りました。ひとえに五代目並びに六代目、また諸先輩方、更には御贔屓の皆様方のお陰と存じて居ります。有難う御座居ます。五代目六代目が大きくした名跡を汚さぬよう精進致しますので、これからも宜しくお願い致します! 三遊亭王楽」

 王楽は1977年11月7日、東京都出身。好楽の長男で、2002年に五代目三遊亭円楽に入門。27番目、最後の弟子となり、同時に父とは兄弟弟子となる。師匠円楽からは過去最多の10演目を直接師事され、04年に二ツ目昇進、09年に真打昇進を果たした。

次のページへ (2/2) 【写真】三遊亭王楽が記した実際の直筆文
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