小学生がゲーム開発に挑戦 Cygamesのプログラミングワークショップ参加の11歳「良い作品を作れた」

ゲームの企画・開発・運営事業を展開する株式会社Cygamesは、千葉・松戸市、株式会社CA Tech Kidsと共同で、松戸市内に住む小学4年生から6年生を対象とした小学生向けプログラミング・ワークショップ「Cygames presents Tech Kids CAMP in MATSUDO」を、6月15日よりオンラインや市内各地でオフラインにて開催し、のべ約200人が参加した。

Cygamesが小学生向けプログラミング・ワークショップを開催した
Cygamesが小学生向けプログラミング・ワークショップを開催した

千葉・松戸市、株式会社CA Tech Kidsと共同で開催

 ゲームの企画・開発・運営事業を展開する株式会社Cygamesは、千葉・松戸市、株式会社CA Tech Kidsと共同で、松戸市内に住む小学4年生から6年生を対象とした小学生向けプログラミング・ワークショップ「Cygames presents Tech Kids CAMP in MATSUDO」を、6月15日よりオンラインや市内各地でオフラインにて開催し、のべ約200人が参加した。

 8月18日には、本イベントに参加経験のある松戸市内の小学校4~6年生を対象に、初の「レベルアップコース」を開催。過去に本イベントに参加したことのある子どもたちが、より本格的な作品づくりを体験した。

「Cygames presents Tech Kids CAMP in MATSUDO」は、子どもたちにプログラミングの楽しさや可能性を感じてもらうことを目的に2018年から毎年開催している無料のプログラミング・ワークショップ。参加者は、世界で1億人以上が利用するビジュアルプログラミングソフト『Scratch』と、Cygamesの実際のゲームで使われたイラストやサウンド素材を使って簡単なオリジナルゲーム作りを体験できる。

「レベルアップコース」は、抽選で選ばれた松戸市内の小学生22人が参加。ウォーミングアップとしてScratchを使った簡単なゲーム作りを行った後、オリジナル作品の開発をスタート。まず、「どんなコンセプトのゲームか」「誰に遊んで欲しいか」など、それぞれが思い描くゲームの形をシートにまとめて設計図を作成。次に設計図をもとにScratchで実際にゲームを開発する工程へと移った。

 開発中の子どもたちが、何度も講師やスタッフに質問やアドバイスを求める様子が見られ、休憩時間を忘れるほど熱中して開発を続けていた。

 ワークショップの最後には、開発した作品をほかの参加者や保護者の前で紹介する時間が設けられ、緊張しながらも自分の作品の特徴やこだわりをしっかりと紹介する姿が印象的だった。

 本ワークショップで開発した作品は、松戸市が主催する「MATSUDO KIDS プログラミングコンテスト」への応募を目指し、参加者が家に持ち帰ってさらに改良を重ねていく。

 参加した迎田和樹くん(小学6年生 11歳)は、「レベルアップコースなので、通常のコースよりも自由に作品を作れて楽しかったです。今まで自分では気づかなかったことをスタッフに教えてもらうことができて、自分でも自信のある良い作品を作れたと思います」とコメント。また「今後はScratch上でもっとたくさんの作品を公開していきたいですし、コンテストにも応募して賞が取れるようになりたいです!」と意気込んでいた。

次のページへ (2/2) 【写真】Cygames開催のプログラミングワークショップの様子
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