YOSHIKI、X JAPANの活動に言及 アルバムは「僕もできれば出してしまって解放されたい」

X JAPANのYOSHIKIが1日、グランドハイアット東京で行われた、「YOSHIKI+」発表記者会見に登壇。自身のAI化、盟友であるhideさんから受けた影響を明かした。

発表記者会見に登壇したX JAPANのYOSHIKI【写真:ENCOUNT編集部】
発表記者会見に登壇したX JAPANのYOSHIKI【写真:ENCOUNT編集部】

ファンコミュニティ設立のきっかけは盟友hideさんとの別れ

 X JAPANのYOSHIKIが1日、グランドハイアット東京で行われた、「YOSHIKI+」発表記者会見に登壇。自身のAI化、盟友であるhideさんから受けた影響を明かした。

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 ファンコミュニティ「YOSHIKI+」は、22年続いたモバイルサービス「YOSHIKI mobile」(8 月末に終了)に代わる、革新的なデジタルサービス。AIやPodcastを使ったコンテンツや、オンラインを介した本人とのコミュニケーションなど、これまでに無い革新的なファンコミュニティを実現させる。

 AI YOSHIKIプロジェクトを始動させた理由を聞かれ、「僕の人生を変えたと言っても過言ではない、自分の大好きなKISSが解散されて、今後はAIになる。いろんなアメリカの著名人が独自のAIを作り始めていて、自分としても、まだ生きているうちにそういったAIの肖像というか作ってみようと思いました」とコメント。「AIを作る側の観点からも利点、その逆も勉強して、これからエンターテインメント業界をどうしていけばよいのか、そういったことにも貢献できればと思っています」と思いを述べた。

 AI YOSHIKIの完成については、「今日、ある程度公開しようと思ったのですが、言語のスピード感も含めて、もう少し時間が必要だと思いました。近い将来、お披露目したいです」と予告。具体的なAIの活動を聞かれると、「仮に僕が存在しなくなってしまっても、AI YOSHIKIはみなさんと会話ができる。けっこう深いものでもあります」と説明した。

 ファンとのコミュニケーションを作るうえで大切にしていることについて、「友人でありメンバーのhideという素晴らしい存在がいて、hideがXJAPANの中ではファンとのコミュニケーションをとる役割で、僕はリーダーとしてひたすら突っ走った」とコメント。「ずいぶん前にはなりますが、hideが亡くなってしまって、その時からファンとのコミュニケーションを自分でも取っていくと考え、YOSHIKI MOBILEという形になりました」と告白した。

 X JAPANとしての活動について聞かれると、「今まで海外で配信されていなかったものが7月から配信されましたが、今は何とも言えませんね」と回答。ファンからはアルバムリリースを熱望する声があがっているが、「ファンの皆さんの言っていることはよく分かる。僕もできればアルバムを出してしまって、そういったものから解放されたいという気持ちは正直あります。許してくれというのも変ですけど……、じゃあ出しちゃおっかな」と語った。

「出す出す詐欺」と揶揄されたこともあったそうで、「正直、出さないと、命を狙われるくらいのことも言われたことがありますが、それだけ愛の裏返しなのではないでしょうか」と苦笑い。マスコミが「もしかしたらAI YOSHIKIがアルバムを出してくれる?」と尋ねると、「その辺はAI YOSHIKIに任せようかな」とジョークを飛ばしていた。

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