横浜流星、映画『正体』で主演 “憧れの役者”山田孝之との共演に「武者震いしました」

俳優の横浜流星が映画『正体』(11月29日公開)で主演を務めることが、23日に発表された。

映画『正体』の主演は横浜流星であることが分かった【画像:(C)2024 映画「正体」製作委員会】
映画『正体』の主演は横浜流星であることが分かった【画像:(C)2024 映画「正体」製作委員会】

吉岡里帆、森本慎太郎、山田杏奈ら出演

 俳優の横浜流星が映画『正体』(11月29日公開)で主演を務めることが、23日に発表された。

 同作は、殺人事件の容疑者として逮捕された主人公・鏑木(横浜流星)が脱走した。潜伏し逃走を続ける鏑木と日本各地で出会った沙耶香(吉岡里帆)、和也(森本慎太郎)、舞(山田杏奈)、そして彼を追う刑事・又貫(山田孝之)。又貫は沙耶香らを取り調べるが、それぞれ出会った鏑木はまったく別人のような姿だった。間一髪の逃走を繰り返す488日間のサスペンスエンターテイメント。

 このたび、5つの顔を持つ指名手配犯の主人公を演じる横浜は、藤井道人監督とは長編劇場映画では今回で『青の帰り道』『ヴィレッジ』に続き3回目のタッグとなる。

 横浜は、藤井組について「1カット1カット妥協せずベストを目指して、僕ら役者を信じてくれるとても意識の高い組だなと感じていて、とても濃い時間を過ごせて幸せだなと感じています」とコメント。本作について「3年前(※2023年7月撮影時点)から監督とこの作品について色々話すことができて、今回は僕の方からもこのセリフをしっかり伝えたいとか提案することは多かったと思います。クランクイン前には原作者の染井さんと監督と食事に行くことができて、作品について色々と話すことができて撮影に臨めているので、本当に濃くありがたい時間をいただけて、すごくこの作品への思い入れは強いです」と熱い思いを語った。

 そして、共演者について「20代の頃にインタビューで共演したい役者・憧れの役者いますか?と 聞かれたときに、おこがましいんですけど山田孝之さんの名前を挙げていて、だからこそ非常にうれしかったですし、最初に対峙した時に武者震いしました。学びも多かったですし、幸せな時間でした。」と念願の山田との共演を振り返った。

 また、主演の横浜以外のメインキャストは、11日に吉岡里帆、森本慎太郎、山田杏奈、山田孝之が出演することが明らかになっていた。

 横浜は主演を主演を務めるにあたって、「『正体』は監督と共に目標を決め、非常に思い入れのある作品です。人生は一筋縄ではかない。人が人を欺き、陥れ、間違いが起き、理不尽で、”正義”が通用しないことが多々ある。状況は違えど、誰もが感じた事があると思います。それでも彼は信念を持って生きます。彼の生き様に何かを感じてもらえたら嬉しいですし、何故脱獄したのか、真意は何なのか、劇場で彼の正体を目撃して頂きたいです」と呼びかけた。

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