芦澤竜誠、皇治は「頑張ってきてあの立ち位置にいる」“相方”マッコイ斎藤氏の前だからこそ出た本音

ABEMA『芦澤竜誠と行くぶらり喧嘩旅』の最新回が25日、ABEMA格闘の公式YouTubeチャンネルで公開された。芦澤竜誠が次戦へ向けての思いを明かした。

芦澤竜誠【写真:荒川祐史】
芦澤竜誠【写真:荒川祐史】

一時は「『喧嘩旅』を終わりにしたい」

 ABEMA『芦澤竜誠と行くぶらり喧嘩旅』の最新回が25日、ABEMA格闘の公式YouTubeチャンネルで公開された。芦澤竜誠が次戦へ向けての思いを明かした。

 演出家のマッコイ斎藤氏と芦澤がまるで親子のように喧嘩をしながらさまざまな場所を巡る同番組。この日の放送回は少し毛色が違っていた。

 普段荒々しくマッコイ氏をののしることの多い芦澤。しかし、皇治との次戦について真面目な話をする場面で本音を語った。マッコイ氏に対して敬語になる瞬間もあった。

「なんで俺がピリピリしてるかと言うとびびってるからじゃない。あいつの人生を終わらせるからなんだよ。生半可なことをしてるやつに人生を終わらせられたらあいつもかわいそうじゃん。あいつの格闘技人生、今回で終わりだから。スカッと勝つ気はない。仕留める。選手生命を終わらせる。人の人生を終わらせるんだから。あいつ頑張ってきてあの立ち位置にいるのはあいつの努力だけど、それを全部俺が奪って全部壊すんだから」

 芦澤はマッコイ氏に対して「『喧嘩旅』を終わりにしたい」と語っていたという。

「マッコイさんは俺の人生にいろいろ言うわけじゃない。(辞退の電話の後に)俺もずっといろいろ考えてたんですよ。俺の都合で生きてきて全部いままでやめてきて。蓋を開けてみたときに結果的に俺が寂しい思いをしたなって」

 我が道を進むためにジムを転々とし1人で格闘技と向き合ってきた。今回、自身の冠番組でもあるこの番組が終わりになると考えたときに「自分の都合だけで悲しむ人いっぱいいるなって期待してくれる人もいっぱいいるんだから。期待に応えるのが俺だし。ファイターだから『喧嘩旅』をやめる。そんな一般人に俺はなりたくないし」

 今月24日に行われたRIZINの記者会見では皇治と乱闘。自由に生きている芦澤もさまざまな葛藤を抱えて表舞台に立っていた。

 今回の放送に視聴者からは「芦澤ってほんとは凄く優しくて心は寂しがりなんだろうな」「喧嘩旅はずっと続いてほしいね」「真っ直ぐで不器用だけど頑張ってる姿が魅了されるんだよね」「これ、喧嘩旅の神回じゃない?」「親しき仲にも礼儀あり」「竜誠さんの良いとこが沢山出てる」「普通に今回良い話なんだよな」などの声が寄せられている。

次のページへ (2/2) 【動画】芦澤竜誠がマッコイ斎藤氏に対し敬語になった瞬間
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