福島第一原発事故に迫る『THE DAYS』 竹野内豊、小日向文世、小林薫の実力派が出演

俳優の役所広司がNetflixシリーズ初主演を務める『THE DAYS』(2023年世界独占配信)に竹野内豊、小日向文世、小林薫の実力は豪華キャストが出演することが16日に明らかとなった。併せてティザー予告が解禁された。

『THE DAYS』ティザービジュアル
『THE DAYS』ティザービジュアル

役所広司がNetflixシリーズ初主演を務める『THE DAYS』

 俳優の役所広司がNetflixシリーズ初主演を務める『THE DAYS』(2023年世界独占配信)に竹野内豊、小日向文世、小林薫の実力は豪華キャストが出演することが16日に明らかとなった。併せてティザー予告が解禁された。

 全8話のシリーズドラマとなる本作は、福島第一原発事故の真実に迫るドラマ。入念なリサーチに基づき、3つの異なる視点から事故を克明にとらえた重層的な作品で、あの日、あの場所で、本当は何が起こっていたのかを、政府、会社組織、そして現場で命をかける者たち、それぞれの視点から真実に迫った緊迫の7日間が描かれている。

 企画・プロデュースは『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』シリーズなど大ヒット作を手掛ける一方、『はだしのゲン』といった骨太な社会派ドラマを世に送り出してきた増本淳。『コード・ブルー』シリーズの監督として増本と長年タッグを組んできた西浦正記と『リング』シリーズの中田秀夫がダブル監督を務める。

 初公開された映像は、津波が原子炉に押し寄せるシーンで始まり、発電所内を猛スピードで迫るさまを人間の目線でとらえ、建屋内があっという間に海水で満たされる中「あの日、あの場所で何があったのか」という問いが投げかけられる。

 一切のセリフを排除したティザー予告は、津波の脅威とともに、目に見えない放射能の恐怖をもすさまじい臨場感でとらえ、まさに死の淵に立たざるを得なかった人々が味わった恐怖と不条理、経験した極限状態の緊迫感を体感させる。あまりにリアルな映像ゆえ、予告の冒頭には、地震および津波の映像が流れるという警告が表示されている。

 すでに主演が発表されている役所をはじめ、竹野内、小日向、小林といった日本を代表する実力派俳優たちの苦渋の表情が続く予告では、3人の役柄は明らかにされていない。

 また、同時解禁となったポスターは、輝く未来の象徴として国民に説明されてきた原子力発電の存在を問うコピーに、がれきの中、防護服とマスクを着けて傷ついた右肩を手で押さえる人物の姿を切り取っている。

次のページへ (2/2) 【動画】解禁された『THE DAYS』のティザー映像
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