井浦新、柴田恭兵をリスペクト 忘れられない“焼きそばと餃子”「本当にうれしくて」
WOWOW「連続ドラマW 両刃の斧」完成披露試写会が26日、都内ホールで行われ、井浦新、柴田恭兵、風吹ジュン、森義隆監督が登壇した。
柴田恭兵を「表現の巨人」とリスペクト
WOWOW「連続ドラマW 両刃の斧」完成披露試写会が26日、都内ホールで行われ、井浦新、柴田恭兵、風吹ジュン、森義隆監督が登壇した。
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大門剛明による同名小説が原作。W主演の井浦と柴田が現役刑事と元刑事を熱演している。刑事の娘が殺された未解決事件の真相をめぐるサスペンスで、13日から全6話が放送・配信スタートする。
柴田との共演について、井浦は「僕が学生のころから柴田さんを見て育って、憧れてきた。そんな機会をいただける驚きとうれしさでオファーをいただいて何も考えることなく受けさせていただきました」と即断したことを告白。
さらに「恭兵さんと一緒にお芝居をして、“恩師”と“弟子”という関係性でやらせていただく中で、2人の共演シーンで僕はたくさん不思議な体験をした」と回想。「向き合って恭兵さんとお芝居をしていると、一挙手一投足が実物のこぶしより10倍に大きく見えたりとか、まとっているものが大きく見えていく瞬間を何度も体験させられました」と話し、「表現の巨人」と柴田の存在感を言葉を尽くして絶賛した。
柴田は「もうじゅうぶんです」と謙遜しながらも、「不安もあったけど、僕が思っていた川澄(井浦)だった。クライマックスの6話まで一気に走り抜けれそうだと確信して、とてもうれしかった」と井浦の完璧な役作りに脱帽。「出会いは本当に大事だと改めて感じました」と井浦との共演を喜んだ。井浦は柴田の言葉をかみしめるように聞き入っていた。
さらに井浦は、寒い時期の撮影で柴田から焼きそばと餃子を差し入れられたことを明かし、「これ以上好きになったらどこに向かっていっちゃうんだろうなって……」と柴田へのリスペクトが止まらなくなった出来事を回顧。「僕はそれをいただきながら、本当にうれしくて。『この焼きそばと餃子の味は絶対に忘れないでかみしめよう』と思って、ものすごい時間をかけて、休憩時間をフルに使っていただきました」とはにかんでいた。