芸歴42年目の山川豊、「豊川豊」に“改名” 奇抜な衣装で豊川市をPR「大きな決断」
芸能生活42年目の歌手・山川豊が、「豊川豊」に改名し愛知県豊川市のPR映像に出演することが17日、分かった。
豊川市公式YouTubeチャンネルでPR映像が配信
芸能生活42年目の歌手・山川豊が、「豊川豊」に改名し愛知県豊川市のPR映像に出演することが17日、分かった。
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豊川市では、令和5年の市制施行80周年に向けて、「もっと元気なとよかわ」を目指すため、豊川市内外に本市のさまざまな魅力を発信するPR映像を制作。このたび、先行して短編映像7本の配信がスタートする。
本PR映像には山川が「豊川豊」に改名し出演。今後は豊川豊による「豊川って、豊かだ」キャンペーンが展開していく。
山川に改名を依頼する「プロローグ編」は17日午後4時、「名産編」「歴史編」「文化編」「自然編」「子育て支援編」「暮らし編」の6本は21日午後8時より、豊川市公式YouTubeチャンネルで配信される。
本物の豊川市職員が出演「親近感も感じられていい」
以下は山川豊(豊川豊)のコメント。
――今回の企画の依頼が来たときの率直な感想をお聞かせください。
「最初は普通の市のPRだと思ってたんだけど、『被り物あります』とだけ聞いていて。せっかく市のPRをやるなら、コロナ渦の中で世の中の人たちの気持ちが沈んでいる中、少しでも明るい気持ちになるものをやりたいという気持ちがあったので、ぜひやろう! と思った。それで打ち合わせ現場に行ったら、まさかのカツラ合わせで(笑)。このカツラを見たときに『よし! これを機に、新しい山川豊としての一面を出そう!』と決意したよ。それにこのカツラはただの派手なカツラじゃなくて、豊川市名物のバラをイメージしたって聞いて、ただの被り物じゃないというところまで気に入りましたね」
――カツラと衣装はかなり印象的ですね。
「衣装は聞いてなかったんですよね(笑)。僕としては40年間山川豊としてやっていて、今までの山川豊を変えていくのはだいぶ大きな決断ではあった。もしかしたら賛否両論もあるかもしれない中で、せっかくやるなら、やりきることが大事だと思ってやりました」
――実際に撮影してみてどうでしたか?
「歴史や名産やお祭りなどさまざまな方向から、豊川市をPRしたい! という、みなさんの熱い思いをさまざまな撮影の中で感じられて、こちらまで陽気なパワーをいただいて楽しく撮影できました」
――共演されている方も本物の豊川市の職員さんです。
「そうなんですよ。役者さんみたいに、すらすらセリフを言う感じじゃなくて、本物の豊川市の職員さんだからこその親近感も感じられていいと思います」
――豊川市民のみなさんへ何かメッセージはありますか?
「こんな僕でいいのかな……とも思いますが、これから配信が始まるので、たくさんの年代の人に見ていただく機会があると思います。その中で、他県の方にも『豊川市』という名前だけでなく、豊川市の魅力に触れる人が増えたらいいなと思います」
――最後に見どころを教えてください。
「僕のインパクトですかね(笑)。その一言に尽きます。豊川豊でございます!」