【テッパチ!】パワハラの過去を乗り越える“丸山”時任勇気に視聴者「よかった!」「頑張った」

劇団EXILEのメンバーで俳優の町田啓太が主演を務めるフジテレビ系水曜ドラマ「テッパチ!」(午後10時)の第4話が27日に放送された。

丸山栄一演じる時任勇気【写真:(C)フジテレビ】
丸山栄一演じる時任勇気【写真:(C)フジテレビ】

丸山を励ます八女(北村一輝)に「名言きたぁぁぁ!」

 劇団EXILEのメンバーで俳優の町田啓太が主演を務めるフジテレビ系水曜ドラマ「テッパチ!」(午後10時)の第4話が27日に放送された。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 同作は、陸上自衛隊を舞台に青年たちの成長と熱き思いを描いた物語。町田演じるその日暮らしの主人公・国生宙(こくしょう・ひろし)は、ひょんなことから陸上自衛隊の候補生となり、大切な仲間と出会い成長していく。正規ではない軽いヘルメット・通称「うそっパチ」から、自衛官の身を守る正規の鉄帽「テッパチ」をかぶるにふさわしい「一人前の自衛官」を目指す。

 宙と同じ第一班のメンバー・丸山栄一(時任勇気)は、サバゲーが趣味でミリタリー通なことから、射撃の予行訓練で完璧な姿勢を見せ教官たちから褒められる。一方、桜間冬美2尉(白石麻衣)から指導を受ける宙は、冬美に気を取られ集中できない。そんな宙に冬美は、丸山のようになりたいなら体幹を鍛えろと告げる。宙はその夜から懸垂のトレーニングを始めた。

 迎えた実弾の射撃訓練で、丸山は的の中心近くに弾を当て周囲から賞賛される。しかし毎晩トレーニングに励んだ宙は、丸山よりもさらに正確に的を捉えた。得意分野で宙に負けてしまい自信をなくした丸山は、システムエンジニア時代に上司から受けたパワハラを思い出していた。「こんな単純なことができないのか」「もういらないわ」「お前の代わりなんていくらでもいる」という元上司の言葉は、今も丸山の心を傷つけていた。

 宙に負けてからの丸山は集中力に欠け、銃の止め軸を紛失し、その後の成績も下がっていった。仲間の輪に入っていけなくなった丸山のもとに、SE時代の元同僚・高木から連絡が入る。休日に会いに行くと、高木は丸山に起業話を持ちかけた。丸山のSEとしての技術力や判断力を認め、「いずれSEのスペシャリストになると思ってた」と褒める高木。「全部あの会社が悪いんだ。お前を大事に育てないでつぶすようなことするから」「お前みたいに能力あるやつが辞めちゃうのはもったいない」「創業メンバーに入らないか?」という高木の言葉に、丸山は心が揺れるのだった。

トレーニングに励む宙を見た丸山

 悩んだ結果、自衛隊を辞め創業メンバーに入ることを決意した丸山。しかし起業するには500万円の出資金が必要だという。1週間後、高木に出資金を渡しに行った丸山は、高木が自分を金づるにしようとしていたことを知る。怒る丸山に高木は「単純なこともできない、お前なんていらない、代わりはいくらでもいる」「金以外にお前を誘う理由なんてある?」と開き直った。

 落ち込む丸山を心配する教育中隊長の八女純一3等陸佐(北村一輝)は、丸山に声をかける。「自信がないです」と不安をもらす丸山。元同僚にだまされたことを明かし、「結局俺は何やってもダメなんです。俺にできることなんてない。俺は誰にも認めてもらえない」と嘆いた。

 八女は、トレーニングに励む宙のもとへ丸山を連れて行く。「国生はあっさりお前を抜いたんじゃないぞ。お前の何倍も努力したから追い越せたんだ。自信は『ある』か『ない』かじゃない。『つける』かどうかだ。悔しかったら、あいつ以上の努力をしろ」と告げた。宙の姿を見て、「勝ちたい。宙に勝ちたい」とつぶやく丸山。八女が「お前が勝たなきゃいけないのはお前自身だ。自分に負けるな」と伝えると、丸山は「はい!」と気合いを入れた。

 その後、宙のように毎日トレーニングに励むようになった丸山。再び行われた実弾射撃訓練では、的のど真ん中を撃ち抜いた。射撃訓練で自信をつけた丸山は、「ここに人生をかけてみる」と決意した。

 過去を乗り越えた丸山に、SNS上では「丸山さぁぁん!よかった!」「丸山さん、ど真ん中!すげぇ!」「丸ちゃん頑張った」「自信を取り戻せて本当によかった」と喜びの声が。また丸山を励ました八女にも、「『自信はあるかないかじゃない、つけるかどうかだ』、名言きたぁぁぁ!」「八女中隊長かっこよすぎん?」「八女さん優しいー」といった声が上がっている。

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