宮脇咲良、日本のラジオ番組で「LE SSERAFIMは6人」と紹介 いじめ疑惑でメンバー1人活動休止中

BTSらが所属する韓国の大手芸能事務所・HYBE初のガールズグループ・LE SSERAFIM(ル・セラフィム)のSAKURAこと宮脇咲良とカズハ(KAZUHA)が16日深夜に放送されたニッポン放送「LE SSERAFIMのオールナイトニッポンX(クロス)」に出演した。

韓国デビュー後、初のラジオ番組パーソナリティーを務めた宮脇咲良【写真:ENCOUNT編集部】
韓国デビュー後、初のラジオ番組パーソナリティーを務めた宮脇咲良【写真:ENCOUNT編集部】

日本人メンバー・カズハを「伝説の美しさ。姿勢がいい」と激推し

 BTSらが所属する韓国の大手芸能事務所・HYBE初のガールズグループ・LE SSERAFIM(ル・セラフィム)のSAKURAこと宮脇咲良とカズハ(KAZUHA)が16日深夜に放送されたニッポン放送「LE SSERAFIMのオールナイトニッポンX(クロス)」に出演した。

 韓国デビュー後、初めてラジオパーソナリティーを務めた宮脇が冒頭で「日本での初めての冠ラジオ、おめでとうございます」というファンのメッセージを読み上げると、宮脇と同じ日本人メンバーのカズハは「初めてラジオに出演するので緊張します。日本に直接行けないですが、こうしてファンの皆さんの声が聞けて光栄です」と声を弾ませた。この日は韓国・ソウル市内のスタジオから声を届けた。

 番組の1曲目はデビュー曲「FEARLESS」。曲が終わると宮脇とカズハは「やっぱりいい曲ですね。ラジオで聴くのが新しい感じ」と意見が一致。グループ名が「FEARLESS(恐れを知らない)」のアナグラム(文字の配列を変えて別の単語にすること)であることを改めて紹介した。

 韓国デビューのきっかけについては「私は今回が3度目のデビューで、日本で10年以上アイドルとして活動して、まだ自分のパフォーマンスとかもっとアイドルとして見せたいものがあって、成長したいと思って。前のグループ(HKT48)の活動が終わった頃に今の事務所とお話しする機会があって私が目指す方向と一致する部分が多かった」。カズハは「3歳からバレエをしてきてたくさん経験できて海外にも行ってたくさん学び、プロのバレリーナになるという夢も魅力的でしたが、今後の人生でやっていきたいことかな、と迷いがあって。もともとK-POPに興味があって違うジャンルのステージをやってみたいという気持ちがあってオーディションにチャレンジしてスカウトを頂いてLE SSERAFIMとしてデビューできました」と明かした。

 宮脇は「お互い違う道で頑張ってきたけど運命のように同じグループで活動できるのは不思議で幸せ」とカズハとの出会いを喜び、カズハも「早く日本に行ってファンの前でパフォーマンスしたいです」と日本公演を待ち望んだ。グループの構成について宮脇は「メンバーは6人いて、キム・チェウォン、サクラ、ホ・ユンジン、カズハ、キム・ガラム、ホン・ウンチェ」と紹介。現在、キム・ガラムは“いじめ”疑惑で活動を休止しているが、宮脇がその名を外すことはなかった。

 番組では「LE SSERAFIMへの100の質問」と題してリスナーからの質問に回答。「2人の初対面の第一印象は?」という便りにカズハが「クラオンニ(クラ姉さん)に会ったときに、あ、宮脇咲良さんが目の前にいるって感動して……。まさか同じグループで活動できる人生になるとは思わなかった。光栄です」と明かすと、宮脇は「オランダから日本人の子が来る、15年バレエをしていた、という情報だけ知っていた。どういう子が来るんだろうってドキドキしていた。はーちゃん(カズハ)と初めてビデオ通話したとき韓国語で必死にあいさつしてくれてかわいかった。この子はすごくいい子だなと思い、直接会ったらスタイルがすごくよくて姿勢がいい。優雅で本当に15年バレエをやっていた雰囲気があった」と振り返った。

 また、K-POPアイドルとしてデビューして驚いたことは?という質問に宮脇は「韓国は歌番組がすごく多い。毎週月曜日以外はほとんどある。日本では連続で歌番組に出演しなかった。韓国は1つの曲でずっと5週間とか活動するのが不思議でビックリしました」。カズハは「もともとの経験がないので比較できませんが、デビューして自分の名前を検索したら自分の写真がいっぱい出てくるのが一番ビックリしました」。これに宮脇は「デビューショーケースのはーちゃんは伝説の美しさで日本や世界でバズりにバズった」とカズハを称賛した。また、韓国語で好きな言葉についてカズハは「(韓国では)サランヘヨ(愛しています)を頻繁に言うし、さらっと出てくる。韓国ならではの文化で素敵だなと思います」と好感を寄せた。

 最近ハマった韓国ドラマについてカズハは「社内お見合い」を挙げて「もともと韓国ドラマが好きでしたが、韓国に来てドラマを見るとき字幕がなくなって…。でも韓国語が上達してきてそろそろいけるかな、と思って字幕なしで見たら意外と理解できて自分的にも大ヒットでした」と韓国語がかなり上達したことを報告した。宮脇は「恋愛系はあまり見ない。けっこう恥ずかしくなるし。『わかっていても』は見ました。ラブコメあまり見ないですが、頑張って『社内お見合い』見てみます」とカズハに歩み寄った。

 リーダーのキム・チェウォン(KIM CHAEWON)も途中から加わり日本語でトーク。リスナーから好きな日本の食べ物を聞かれると「いつも新幹線の中で食べたひつまぶし」と即答。宮脇とチェウォンは日韓合同の12人組ガールズグループ・IZ*ONEとして活動しており、宮脇も「私たちが日本で活動していたとき、新幹線にひつまぶしのお弁当があって。本当においしい。また食べたい」と懐かしそうに語った後、「私は牛タン。本当に大好きで去年日本に帰っていた時、2日に1回は絶対食べていた」と旺盛な食欲を語った。

 一方、「FEARLESS」とは反対に「こわい」と感じることについて質問されると、宮脇は「ステージの特効。いつもビックリして恥ずかしい」、チェウォンは「寝るときに現れる蚊」、カズハは「ホラー映画。お化け屋敷も行ったことがない」と明かして笑いを誘った。

 今後、ル・セラフィムは20日放送のTBS系「CDTV ライブ! ライブ!」3時間スペシャル(午後7~10時)に出演する。

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