乃木坂46が日産スタジアムで10年間の名曲披露 齋藤飛鳥「未来には希望があります」

アイドルグループ「乃木坂46」が14日と15日、神奈川県の日産スタジアムで「乃木坂46 10th YEAR BIRTHDAY LIVE」を開催した。

乃木坂46の「10th YEAR BIRTHDAY LIVE」【写真:(C)乃木坂46LLC】
乃木坂46の「10th YEAR BIRTHDAY LIVE」【写真:(C)乃木坂46LLC】

2DAYSで歴代シングル全29曲を披露

 アイドルグループ「乃木坂46」が14日と15日、神奈川県の日産スタジアムで「乃木坂46 10th YEAR BIRTHDAY LIVE」を開催した。

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 2012年2月22日にメジャーデビューした乃木坂46の記念日を祝うバースデーライブは、今年で10回目を迎え、乃木坂46史上過去最大規模となる日産スタジアムで開催。2日間で計14万人の動員を記録した。

 今年のバースデーライブは、12年のデビューから10年間の歴史を彩った名曲を披露。DAY1はデビュー曲から16年までの楽曲、DAY2は17年から22年までの楽曲を厳選してファンに届け、10年間の集大成を見せつけた。

 DAY2は、日本レコード大賞を受賞した「インフルエンサー」で幕を開けると、3万個の真っ赤な風船が一斉に空に舞い、紙テープのキャノン砲など、ド派手な演出でバースデーを祝福。新型コロナウイルス陽性判定を受けDAY1を休演した3期生・与田祐希は復帰を果たし、笑顔でステージへ。岩本蓮加とのダブルセンターで「逃げ水」が披露され、17年にデビューした3期生による「三番目の風」では笑顔と愛をファンに届けた。

 18年ブロックの「帰り道は遠回りしたくなる」には西野七瀬、20年ブロックの「しあわせの保護色」「シンクロニシティ」には白石麻衣がサプライズ登場。グループの歴史を築き上げた卒業生が華を添え、ファンと共に乃木坂46のバースデーを祝った。

 29枚の全シングル楽曲が披露されたバースデーライブ2DAYS。後半ブロックでは、3期生・山下美月がセンターを務める「僕は僕を好きになる」、4期生・遠藤さくらがセンターの「ごめんねFingers crossed」、賀喜遥香がセンターの「君に叱られた」をパフォーマンスし、乃木坂46の今を支えるメンバーたちが明るい未来を感じさせた。

 そして、今年2月に加入した5期生のみのステージも実現し、17歳の井上和がセンターに立ち「絶望の一秒前」で堂々のパフォーマンス。21・22年ブロックでは、4月に活動を再開した中西アルノがセンターを務める最新シングル「Actually…」も披露され、力強い歌声とダンスで決意を示した。

 本編の最終ブロックでは、オーケストラの生演奏をバックに「きっかけ」「サヨナラの意味」を歌唱。1期生・齋藤飛鳥が「10周年を迎えて、私たちはまた新たな一歩を踏み出します。これからも乃木坂46の未来にはたくさんの希望があります」と約束し、「君の名は希望」で本編を締めくくった。

 アンコールの最終楽曲「乃木坂の詩」を歌い終えると、キャプテンの秋元真夏は「今日駆けつけてくれた1期生、他にも素敵な卒業生がたくさんいます。そのメンバーと一緒に乃木坂46を作って来れたことが、人生の誇りになりました」と仲間たちに感謝。そして、「ここから私たちは11年目を走っていきます。立ち止まっている時間はないと思っています。まだまだ歴史を作り続けて、ここから新たな未来を私たちが切り開いていかなくてはいけません。いろんな困難があるかもしれませんが、私たちなら乗り越えられると自信をもって言えます。みなさん、11年目の乃木坂46もどうか隣で一緒に歩いていってください」とファンにメッセ―ジを送った

 また、バースデーライブでは、「真夏の全国ツアー2022」の開催を発表。今年は7都市で開催され、3年ぶりに明治神宮野球場での公演が実現することもアナウンスされた。

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