史上初の快挙を成し遂げた現役レースクイーン・近藤みやびの“矜持”「神対応はしない」

シーズンを通して最も活躍したレースクイーンを表彰する「レースクイーン・オブ・ザ・イヤー21-22」(以降:RQY)を受賞した近藤みやび(28)。21年間の歴史で誰も成し遂げることのできなかった2度目となる栄誉をつかみ、名実ともにレースクイーンのトップに立った彼女の素顔に迫った。

史上初の2度目「レースクイーン・オブ・ザ・イヤー」を受賞した近藤みやび【写真:荒川祐史】
史上初の2度目「レースクイーン・オブ・ザ・イヤー」を受賞した近藤みやび【写真:荒川祐史】

抜群のスタイルが武器も「本当に今まで何もしてこなかった」

 シーズンを通して最も活躍したレースクイーンを表彰する「レースクイーン・オブ・ザ・イヤー21-22」(以降:RQY)を受賞した近藤みやび(28)。21年間の歴史で誰も成し遂げることのできなかった2度目となる栄誉をつかみ、名実ともにレースクイーンのトップに立った彼女の素顔に迫った。(取材・文=中村彰洋)

――史上初となる2度目(19-20、21-22)の栄誉です。心境はいかがでしょうか。

「20年以上続いているこの賞で今までに2回獲っている人がいなかったので、最初にお話をいただいたときに『え? 2回目ってあるの?』と純粋に思っちゃいました。でも、今までにないことを成し遂げたということなので、ありがたいことだな、と。今年でレースクイーン8年目になりますが、これを機にタレントやモデルとしてもステップアップできたらなと思います」

――1度目(19-20)に受賞したときはいかがでしたか。

「うれしかったです。『やっと!』って気持ちでした。レースクイーンをやるならRQYを目指そうというのは周りには言っていなかったけど、自分の中には秘めていました。今まで、RQYって新人の子だったり、歴の浅い子が取るイメージがあったんです。当時5年目というタイミングでの受賞だったので、素直にうれしかったです」

――受賞して何か変化はありましたか。

「1回目の受賞のタイミングがコロナ禍に入ってしまった時期でした。本当に“たられば”なのですが、コロナでなければ、もっといろんなお仕事ができたのかなと悔しい部分もあります。その中でもグラビアを本格的にやらさせていただき、DVDを出すこともできました。でも、やっぱりもっと上を目指したかったという思いはありましたね」

――グラビアはRQY受賞をきっかけに始められたんですね。

「正直、あまりグラビアに興味はありませんでした。でも、今の時代に何をしたら売れるかが分からないと思いました。30歳になってからのグラビアは難しい、ちょっとでも若いうちに何事も挑戦したほうがいいのかなと思い、チャレンジしました」

――169.5センチ、圧倒的な脚の長さや抜群のスタイルも武器だと思いますが、体型維持は大変ではないでしょうか。

「体質的に太りにくいということもあって、本当に今まで何もしてこなかったんです。だけど、今年で29歳、歳には逆らえなくなってきているなと感じています。なので、最近はパーソナルジムに通い始めました。あ、やばいかなって思って……(笑)」

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