【ムチャブリ!】最終回 雛子が選んだのは誰? 粋なラストの演出に視聴者キュン死

女優の高畑充希が主演を務める日本テレビ系水曜ドラマ「ムチャブリ!わたしが社長になるなんて」(午後10時)が16日に最終回を迎えた。

主演を務める高畑充希【写真:ENCOUNT編集部】
主演を務める高畑充希【写真:ENCOUNT編集部】

雛子が“あの人”にキス!視聴者大興奮「サイコーかよぉぉぉ?」

 女優の高畑充希が主演を務める日本テレビ系水曜ドラマ「ムチャブリ!わたしが社長になるなんて」(午後10時)が16日に最終回を迎えた。

(以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 同作は、高畑演じる出世欲のない30歳OL・高梨雛子が、社長のムチャブリにより子会社の社長に就任してしまったことから始まるお仕事エンターテインメント。「株式会社リレーション・ゲート」の若きカリスマ社長・浅海寛人(松田翔太)の秘書として働いていた雛子は、年号を「平成」から「令和」に書き換えただけの数年前に提出した企画書が採用されてしまう。その結果、浅海から子会社「株式会社リレーション・フーズ」の社長に指名されてしまい、老舗フレンチレストランのリニューアルを命じられた。雛子はナマイキな部下・大牙涼(志尊淳)らと協力し、リニューアルオープンしたカジュアルフレンチレストラン「プチボナール」を運営する。

 これまで9話にわたって、社長業や恋に奮闘する雛子の様子が描かれてきた。浅海と大牙の間で揺れる雛子が、“浅海ルート”と“大牙ルート”のどちらを選ぶのか注目していた視聴者も多かった。最終回となる第10話では、雛子が更なる大役を任され、ついに“ルート”を決定した。

 新たに「リレーション・ゲート」の社長となった葛原啓次郎(坪倉由幸)は、「リレーション・フーズ」の解散を決定。社員のために奔走する雛子が会社を辞める覚悟だと察した大牙は、「リレーション・フーズ」を本社から買い取ろうと決意する。ライバル「野上フーズ」の野上豪(笠松将)も会社を辞めており、雛子の熱意に敬意を表し銀行や投資家を紹介すると申し出た。しかし葛原はすでに売却先を決定済。解散を覚悟する雛子たちの前に、浅海がやって来る。浅海は自宅や車を売却して「リレーション・ゲート」の株を買い占め、51%を取得。議決権を手に入れ、社長に復帰した。

 社長復帰した浅海は、会社を辞めてアフリカで学校を作ると夢を語る。浅海から「君と一緒に生きていきたい」と誘われた雛子は思い悩む。浅海に対する敬愛の気持ちや、浅海のおかげで自分が変われたことを素直に伝えた雛子は、「社長を辞めるわけにはいかない」と誘いを断った。すると浅海は自分の後任として雛子を「リレーション・ゲート」の社長に任命。雛子は「本社の社長」という最大のムチャブリを引き受けることになった。

 雛子がアフリカ行きを断り、うれしそうな表情の大牙。雛子の本社社長就任式では、スピーチ原稿を作成した。就任式直前、漢字の読み方やスピーチの内容について仲良く語り合う2人の顔は自然と近づき、大牙は再び雛子にキスをした。「目の前にあるチャンスをつかもうと思って……」と話す大牙に、雛子もキスをし返した。

 最後の最後までどちらのルートを選ぶか見えない中、雛子がついに大牙の気持ちを受け入れた。SNS上では「ヒャー!!大牙くん!!」「サイコーかよぉぉぉ!!」「まじかぁぁぁ!選ばれたのは大牙ぁぁぁ!」「大牙くん当て馬じゃないの!?ちゅーした!ちゅーした!」と視聴者大興奮。

 さらにラストシーンでは、2人がソファに座りながらタブレットで過去の写真を見返す場面が。「夕飯なに食べる?」と聞く雛子に、大牙は「カレー、1日目の」と答える。カレーは過去に雛子が浅海のために手作りしたもの。「やだ、(大牙くんが)作って」と返す雛子に、大牙は「やだ、食べたい」と駄々をこね、「雛子さんの」とそっとささやいて見つめる。そこに「カット!」の声がかかると、大牙役の志尊淳が「恥っず!!」と照れる場面で幕が閉じた。

 演者の様子が伺える演出に、「最後のかわいすぎるだろ!!」「最後のメイキングなんだよ最高」「いい終わり方~!」と魅了される視聴者が続出した。

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