最新映画動員ランキングを発表 注目の初登場作品が3作トップ10入り
27、28日付けの動員ランキング(興行通信社調べ)が発表され、「ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”」(松竹)が土日2日間で動員15万人、興収4億4200万円をあげ初登場1位を獲得した。
「ディア・エヴァン・ハンセン」は5位登場
27、28日付けの動員ランキング(興行通信社調べ)が発表され、「ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”」(松竹)が土日2日間で動員15万人、興収4億4200万円をあげ初登場1位を獲得した。
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初日から3日間およびドルビーシネマでの先行上映を加えた累計では、早くも動員54万人、興収17億円を突破するヒットとなっている。昨年12月31日をもって惜しまれつつも活動休止となった超人気アイドルグループ嵐。その初のライブ映画となる本作は、2018年11月から1年以上にわたり、計50公演、累計237万5000人の動員を記録した20周年ツアーのさなかに「シューティング・ライブ」と称し、東京ドームに5万2000人を動員、125台ものカメラを駆使して撮影された。監督は、嵐初の主演映画も手掛けた堤幸彦が務めている。
「アナと雪の女王」をはじめとする数々のヒット作を生み出してきたディズニー・アニメーション・スタジオによるミュージカル・ファンタジー「ミラベルと魔法だらけの家」(ディズニー)は、土日2日間で動員11万8000人、興収1億5200万円をあげ2位に初登場。声の出演はステファニー・ベアトリス、マリア・セシリア・ボテーロ、ジョン・レグイザモほか。日本語吹替版は、圧巻の歌唱力でディズニー・アニメーション長編60作品目のヒロイン役を射止めた新人・斎藤瑠希の他、中尾ミエ、中井和哉らベテラン勢が参加。監督は「ズートピア」のバイロン・ハワード&ジャレド・ブッシュ。
ほか新作では5位に「ディア・エヴァン・ハンセン」(東宝東和)がランクイン。ブロードウェイで初めてSNSを題材に扱い、17年にトニー賞6部門を受賞した大人気作品を、ブロードウエー版初代エヴァン役を務めたベン・プラット主演で実写映画化。共演はジュリアン・ムーア、エイミー・アダムスほか。監督は「ワンダー 君は太陽」のスティーヴン・チョボスキー。
既存作品では、4位の「そして、バトンは渡された」(ワーナー)が、累計で興収12億円を、6位の「劇場版 きのう何食べた?」(東宝)、8位の「エターナルズ」(ディズニー)がいずれも11億円を、10位の「老後の資金がありません!」(東映)が10億円を突破している。
05年より放映された人気テレビアニメを新たな視点で描き、17年秋より公開されてきた劇場版「交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」シリーズ3部作の完結編「EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」(ショウゲート)は惜しくも圏外のスタートとなった。