武田鉄矢、「赤いきつね」43周年CMに感慨 「人生の味わいを表現するようなCM」
タレントの武田鉄矢が30日、都内で行われた東洋水産「赤いきつね緑のたぬき 新CM発表会」に登場した。今回、新CMに起用された女優の麻生久美子とYouTuberでポップスピアニストのハラミちゃんも登壇。武田は、これまで出演した同CMの過去のエピソードを語った。
過去43年の「赤いきつね緑のたぬき」のCMを振り返る
タレントの武田鉄矢が30日、都内で行われた東洋水産「赤いきつね緑のたぬき 新CM発表会」に登場した。今回、新CMに起用された女優の麻生久美子とYouTuberでポップスピアニストのハラミちゃんも登壇。武田は、これまで出演した同CMの過去のエピソードを語った。
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カップうどん「赤いきつね」は今年で43周年、カップそばの「緑のたぬき」は41周年を迎える。今回の新CMでは若かりし頃の武田の妻役として麻生が出演。思い出とともに「赤いきつね」「緑のたぬき」の味わいが“しみる”ようなCMとなっている。
43年間、CMキャラクターを務める武田は「やっと静かで年相応のCMになりました。人生の味わいを表現するようなCMとなっていて、ホッとしています。こういうしみじみしたCMに憧れていた。やっとたどり着きました」と感慨深げに感想を述べた。麻生は「小さい頃から見ていた『赤いきつね』のCMにまさか自分が出られるとは夢にも思いませんでした。うれしいです」と笑顔を見せた。
また、武田は「最初の頃は海外ロケが多かったですね。戦車の影や、NASAまで行って『緑のたぬき』を食べたこともありました。海を渡って、スフィンクスの影で食べたこともありますし。メキシコ、イギリス、パリ。一つ一つの味をありありと思い出しますね」と振り返りつつ、「お味の方もね、年ごとに違うんですよ。年々おいしくなっているんです。それは分かりますね」とボソリ。麻生は「私は『赤いきつね』と同い年なんです」と告白し、「祖母が大好きでずっと食べていて、私も一緒にいただいていました。祖母との楽しい思い出がよみがえってくるようです」と語っていた。
当日はハラミちゃんが「愛をこめて花束を」「アイノカタチ」「贈る言葉」などを、家族愛ムービーや武田の家族へ向けた手紙の朗読にのせて演奏した。