乃木坂46岩本蓮加、映画初主演が決定 W主演の宝田明が絶賛「真剣で行儀正しい人柄」
人気アイドルグループ「乃木坂46」の岩本蓮加と宝田明がダブル主演を務める映画「世の中にたえて桜のなかりせば」(配給:東映ビデオ)が、2022年に全国公開することが決定した。
岩本「宝田明さんとの共演は本当に夢のよう」
人気アイドルグループ「乃木坂46」の岩本蓮加と宝田明がダブル主演を務める映画「世の中にたえて桜のなかりせば」(配給:東映ビデオ)が、2022年に全国公開することが決定した。
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“終活アドバイザー”のバイトをしている不登校の女子高生・咲(岩本)は、同僚の敬三(宝田)と共に、さまざまな境遇の「終活」を手助けするうちに、自分の生き方と向き合い始めるといったストーリー。
乃木坂46で活躍する17歳の岩本が、映画初主演。「終活」に悩む大人たちに真摯(しんし)に向き合おうとする、等身大の女子高生を演じた。ダブル主演を務めるのは大ベテランの宝田。岩本が演じる咲に寄り添い、新たな一歩を導き出す。
本作の企画立案を宝田企画が担当し、宝田自らもエグゼクティブプロデューサーを務めた。さらに宝田の妻役を名優・吉行和子が務める。メガホンを取ったのは、多くの映画祭で短編映画賞を受賞する気鋭の若手監督・三宅伸行。さらに、主題歌は、理論派のITSUKIと感覚派のNARITOによる2人組ボーカルデュオ「all at once」が手掛ける。
○岩本蓮加
「初主演映画ということでかなり緊張していてプレッシャーも感じていたのですが、それ以上にうれしい気持ちでいっぱいでしたし、応援して下さっているファンの方々に喜んでもらえると思うとよりうれしく思えました。そして、ダブル主演の宝田明さんとの共演は本当に夢のようで、撮影の合間に気さくに話しかけて下さったり時にはアドバイスもして下さって、ものすごく貴重な時間を過ごすことができたと思います。多くの方に見ていただけたらうれしいです!」
○宝田明
「17才のときを思う。戦後満州から引き上げてきた軍国少年であった。7つボタンは桜に錨(いかり)と大声を張り上げ予科練を夢見ていた。死ぬような思いで帰国。桜に覆われた皇居を見た時の感動は忘れられない。夜空の照明に浮かぶ堂々たる大樹。ひっそりとした野辺に1人咲く桜の老木。聖戦と言われながら悲しい運命を背負ったあの時代の彼らも17才のとき。いっそ桜がなければ気を使わずにのどかな気でいられるのに。17才の岩本蓮加。物おじせず素直に役に挑戦する姿。真剣で行儀正しい人柄は、これからの俳優人生を確かなものとして満開の花を咲かせるであろう」