【RTU】ネパール人初の準決勝進出 「もうダメかも…」諦めかけた心を救ったのは現地に駆け付けた“同胞”
格闘技イベント「ROAD TO UFCシーズン5」DAY1が28日、マカオ・ギャラクシー・アリーナで行われた。第4試合ではラビンドラ・ダント(ネパール)がキンバート・アリトゾン(フィリピン)に2R・TKO勝ちを収めた。

「成し遂げるべきことはすべて、これから始まるところです」
格闘技イベント「ROAD TO UFCシーズン5」DAY1が28日、マカオ・ギャラクシー・アリーナで行われた。第4試合ではラビンドラ・ダント(ネパール)がキンバート・アリトゾン(フィリピン)に2R・TKO勝ちを収めた。
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会場には多くのネパール人ファンが駆け付け、ダントは入場から大歓声で迎えられた。試合ではオーソドックスとサウスポーをスイッチする戦い方を見せ、常にアリトゾンにケージを背負わせる展開に。パンチと組みを上手く使って相手を完全にコントロールした。
2Rは、相手がパンチで姿勢を崩したところでテイクダウンに成功。マウントポジションでがっちりと抑えつけ、最後は強烈なパウンドをまとめて試合を終わらせた。
圧巻のフィニッシュに、会場のネパール人ファンは大興奮。総立ちになって大きな声を上げ、勝利を喜んでいた。
この勝利により、ダントはネパール人初となるRTU準決勝進出を決めた。その偉業について問われると、「歴史を作ったと言っても、まだまだこれからです。まだ始まったばかりだと感じています。成し遂げるべきことはすべて、これから始まるところです」と冷静に語った。
実は試合中、「もうダメかもしれない」と諦めかけた場面もあったというが、そんなダントを奮い立たせてくれたのが、現地に駆けつけた熱狂的なファンの存在だった。
「自分が思っていたよりずっと厳しかったです。もうダメかもしれないと思うこともありましたが、観客の声援が私を再び奮い立たせてくれました。コーチたちの後押しや、チームメイトの励ましもありました。そのおかげで、『自分は一人ではない、まだやれる』と感じることができたんです」
さらに「ネパールからこれほど多くの愛を送ってくださり、皆様に心から感謝しています。自分自身が苦しい時も、みんながこれほどのエナジーで愛を送ってくれました。感謝の言葉だけでは足りません。皆さんの愛があるからこそ、ここに来てくださったのだと思います。この愛こそが最も素晴らしいものです」と、支えてくれた人々への感謝の思いを何度も口にしていた。
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