斎藤工、短編映画とショート動画のすみ分けに持論「映画たる深み、重みはもっと学ぶべき」

俳優の斎藤工が25日、都内で行われた米国アカデミー賞公認の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2026」のオープニングセレモニーに、朝日奈寛、小山巧監督、梨里花、大野嘉悦、一萬田心都と共に登壇。短編映画とSNSのショート動画のすみ分けについて語った。

オープニングセレモニーに登壇した斎藤工【写真:ENCOUNT編集部】
オープニングセレモニーに登壇した斎藤工【写真:ENCOUNT編集部】

『私たちが麺処まろに通うまでに至った件』をプロデュース

 俳優の斎藤工が25日、都内で行われた米国アカデミー賞公認の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2026」のオープニングセレモニーに、朝日奈寛、小山巧監督、梨里花、大野嘉悦、一萬田心都と共に登壇。短編映画とSNSのショート動画のすみ分けについて語った。

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 今年で28回目を迎える同映画祭のテーマは「シネマエンジニアリング」。世界100以上の国と地域から約5000点の応募があり、AIを活用した作品は史上最多となる368点にのぼった。選出された約250作品は、リアル会場とオンライングランドシアターで上映される。

 斎藤は、映画祭特集プログラム「カリナリープログラム:食の記憶」で上映される『私たちが麺処まろに通うまでに至った件』をプロデュース。同作は、朝日奈が店主を務めるラーメン店「麺処まろ」をモチーフにした作品で、朝日奈は出演もしている。

 朝日奈との関係について、斎藤は「10年以上の付き合い」と紹介。「コロナ禍に彼がラーメンと向き合っていて、冷やかし半分でラーメンをいただいたんですけど、一口目で、彼の人間性、誠実さ、向き合い方が全部伝わってきた気がした」と振り返った。その上で「これは彼の表現として、俳優業と乖離するべきじゃない。形にすべきだと仲間として思った」と、同作の企画につながった思いを明かした。

 また、斎藤は「カリナリーという部門に未来を感じています」とプログラムへの期待も口にした。続けて「どちらがいい悪いではないですが、短編映画とSNSのショート動画のすみ分けがあるなと思っていて」と持論を展開し、「映画たる深み、重み。ラーメンでいう出汁の部分、その部分をもっと学ぶべきじゃないかなと。映画がつくものに身を置くのであれば」と語った。

 そして、同作については「朝日奈がラーメンと向き合った日々、その蓄積が職人として、演じるを超えた存在として映っています」と手応えをにじませた。最後に、斎藤は今後について「その軸を実際の物語として広げて、ラーメンというIPの強さを海外に向けて上映ができたらなと。彼がラーメンを振る舞うという形で、長く世界に届けていきたい」と展望を語った。

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