フランス人が日本のマナーに驚愕「エスカレーターで…」家族へのお土産に選んだ“人気菓子”の豊富さにも脱帽

フランスから初来日した夫婦が驚いたのは、整然と並ぶエスカレーターの列や、静かなバスの車内だった。さらに、家族へのお土産に選んだお菓子には、母国では見られないほどの豊富なバリエーションがあったという。2週間の滞在で見えた、日本と欧州の違いを聞いた。

2週間の滞在 初来日のフランス人夫婦【写真:ENCOUNT編集部】
2週間の滞在 初来日のフランス人夫婦【写真:ENCOUNT編集部】

鎌倉で見た「流鏑馬」に感動 フランスとの弓術文化の違い

 フランスから初来日した夫婦が驚いたのは、整然と並ぶエスカレーターの列や、静かなバスの車内だった。さらに、家族へのお土産に選んだお菓子には、母国では見られないほどの豊富なバリエーションがあったという。2週間の滞在で見えた、日本と欧州の違いを聞いた。

 フランス出身のアレクサンダー夫妻が、今回の旅で最も心を奪われたのは、鎌倉まつりの流鏑馬(やぶさめ)だった。鎌倉武士の装束をまとった射手が、約218メートルの馬場を駆け抜けながら鏑矢(かぶらや)を放つ伝統神事。その迫力に、「その日は非常に混雑していて、すべてを詳細に見ることはできませんでしたが圧倒されました」と振り返る。

 フランスでも長い歴史を持つアーチェリーが盛んだが、「フランスにも伝統的な弓術はありますが、日本のように馬に乗って行うものはありません。その独特なスタイルは非常に個性的で、興味深かったですね」と、文化の違いに関心を示した。

 また、滞在中の何気ない移動や街歩きでも、日本ならではの特徴を感じたという。

「道路は狭いですが、人々はとても礼儀正しい。エスカレーターで常に左側に寄って並んでいるのには驚きました。ヨーロッパでは(両側立ちが推奨されていて)誰も気にしませんから。バスの中でもみんな静かに過ごしていて、とても落ち着きます」

 買い物袋には、日本のお菓子がずらり。家族へのお土産として選んだ中でも、特に印象に残ったのが「キットカット」のフレーバーだった。

「フランスでは、ホワイト、ブラック(オトナの甘さ)、イチゴといったクラシックな味が中心で、種類は多くありません。でも日本には桃や抹茶など、とにかく選択肢が多い」と驚きを口にした。

 日本の「キットカット」は2000年代以降、「ご当地」や「季節限定」の展開により、450種類以上のフレーバーが誕生。「ジャパニーズ・キットカット」とも呼ばれ、外国人観光客にとって「手軽に購入できる日本文化」として定着している。

 2週間の滞在で、伝統文化から日常のささいなマナー、そしてお菓子のフレーバーに至るまで、日本の多様な側面を堪能したようだ。

次のページへ (2/2) 【写真】フランス人が驚愕した日本の“人気菓子”
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