12歳で始まったAKB48人生 20歳になった福岡聖菜が誓いの言葉「本当のアイドルになる」

「せいちゃんハタチになりました」手で20を作り記念撮影【写真:(C)AKB48】
「せいちゃんハタチになりました」手で20を作り記念撮影【写真:(C)AKB48】

運動は苦手だったが17年には公約を果たし32キロマラソンに挑戦した

 午後7時、バースデーイベントの幕が開け、福岡は1人でステージに登場。「#せいちゃんハタチまで」というハッシュタグを付けたSNS投稿で、この日を迎えるのを楽しみにしていた彼女は、「夢へのプロセス」で20歳のスタートを切った。福岡にとっては久しぶりの劇場でのパフォーマンス。幸せそうに歌とダンスを披露すると、“大好きなメンバー”を呼び込み、向井地、込山、岩立沙穂、川本紗矢がステージへ。「初日」でデビュー当時と変わらない笑顔を見せれば、続く「鏡の中のジャンヌ・ダルク」ではクールな表情を見せ“大人の福岡聖菜”をアピール。かわいらしさと美しさが共存する福岡、20歳となり、より一層その魅力と存在感が際立っているように感じた。

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 この日だけの企画コーナー「せい年表」では、0歳児だった頃の写真、自身が“妖怪期”と語る少女時代、初公開となる写真も披露され、当時のエピソードとともに20年間を振り返った。2つ目の企画、大人の階段を登る「20せいチャレンジ」では、向井地、込山、岩立、川本とミニゲームで対戦。バドミントンのラケットを使ったボールリフティングでは、上手くボールをコントロールできず、運動神経の悪さを露呈。そんな福岡を笑顔で見守ったメンバーたち、中でも込山が「まだまだ、かわいいせいちゃんでいてください」と優しく声をかけたのが印象的だった。

 運動が苦手な福岡だが、17年の総選挙でアンダーガールズ入りを果たした際は公約だった32キロマラソン、ドラマ「豆腐プロレス」のリアルイベントが開催された際はプロレスに挑戦。AKB48に必要な存在になるため、積極的にチャレンジを続けてきた。努力を惜しまない彼女の姿に、勇気をもらったメンバー、ファンも多いことだろう。

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