「花*花」がデビュー20周年記念日に無観客ライブ「こんな時期だからこそ歌う意味がある」

20年という時間に感慨「20年やってみるもんやね」

 続けて、ピアノ椅子から立ち上がってハンドマイクに切り替えたこじまが「20年前の今日、発売したデビュー曲です。みんながいい時楽しい時に流れた曲だと思いますが、私たちがしんどい時にも寄り添ってくれた曲です。20年まきちゃんと続けてこられて……あ~よかった!カモンお茶の間!」と感極まって言葉をつまらせながら紹介して代表曲でもある「あ~よかった」がスタート。

 さらに、「ただただ1秒でも長く愛していたい 長く歌っていたい」と限りある命の時間の中で自身が歌い続ける理由を歌ったゴスペルのような「for a music」をパワフルに演奏した。

「こんな時期だからこそ歌う意味があるんだなって思います。ジーンとするのかなと思ったらただただ楽しいです。20年やってみるもんやね。“縁もたけなわ”ではございますが、お手元にグラスはお揃いでしょうか。では、カンパ~イ!」と新曲「乾杯のうた」で、全15曲のステージを締めくくった。

 2人がピアノを弾き、2人が歌うという演奏形態でスタートした「花*花」。ユニットとしての原型と言えるシンプルな形で丸裸の「花*花」の音を聴くことのできるライブとなった。

○公演情報
2020年7月26日
「花*花 20th Anniversary ニカケルニジュウ」

M1:スープ
M2:雨の雫
M3:やっぱり!
M4:赤い自転車
M5:ゴール
M6:小さい箱
M7:まだ愛してる

2nd Stage
M8:奇跡の裏側
M9:風の花(w/NAOTO)
M10:さよなら 大好きな人(w/NAOTO)
M11:こがね菜の花(w/NAOTO)
M12:キャンディ(w/NAOTO)
M13:あ~よかった
M14:for a music
M15:乾杯のうた

次のページへ (4/4) 【写真】誰も居ないホールでピアノ越しに向かい合う…「花*花」の2人
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