ワタナベ次世代オーディション2023、14歳・下川愛陽がグランプリ 山田裕貴もエール「心を大切に」
大手芸能事務所のワタナベエンターテインメントが、新たなスターを発掘するために開催した「ワタナベ次世代オーディション」で、14歳の下川愛陽(しもかわ・あいな)がグランプリに輝いた。
1万2852人の頂点に輝く
大手芸能事務所のワタナベエンターテインメントが、新たなスターを発掘するために開催した「ワタナベ次世代オーディション」で、14歳の下川愛陽(しもかわ・あいな)がグランプリに輝いた。
瀬戸康史、山田裕貴、綱啓永、見上愛、中川翔子、Little Glee Monster、ハライチ、ねお、野崎美優らをプロデュースしてきた同事務所のマネジャー陣が予選通過者と直接面談。応募者1万2852人の中から8人が、10月29日開催の本戦に進出した。
最終審査では自己PRと演技審査が行われ、演技審査では同社所属の俳優・中山翔貴が相手役を務めた。約1万3000人の中からグランプリに輝いたのは14歳の下川。特典として賞金100万円(推薦者には別途20万円)が贈呈され、ワタナベエンターテインメントへの所属も決定した。
そのほか、審査員特別賞に井上陽向大(いのうえ・ひなた=19)、岩瀬樹音(いわせ・じゅおん=19)、フォトジェニック賞に佐藤和奏(さとう・わかな=17)が選ばれた。さらにファイナリスト唯一の芸人志望であるコンビ・トドロキには吉田正樹賞が授与された。
グランプリを受賞した下川を祝うべく、山田が花束を持って登場。山田から心境を問われた下川は「本当に嬉しいですが、まだ実感がわいていないです」と言い、「小さい頃からこの業界に入ってみたいと思っていました」と明かした。
山田も自身の経験を振り返り、「20歳の誕生日の次の日にオーディションがあって、誕生日当日はオーディションに向けての練習をして、人生初のお酒を飲んで次の日に備えた思い出があります」と懐かしんだ。今後、レッスンを重ねていく下川が山田にアドバイスを求めると「心を使うことになり、普段とは違った疲れ方をするのが大変なので、心を大切にして下さい」と語った。
さらに山田は下川に対し、「今、スタートラインに立ったという感覚だと思いますが、14歳という年齢に関係なく“表現者”の仲間入りをするということで、自分の考えをきちんと伝えることが大事だと思います」とエール。その上で「今ここに立てていることに感謝し、支えてくださる方により多くの“ありがとう”を届けられるようにしたいなと意識しています」と自身の頑張り方を伝えた。