【女神の教室】ついに完結「未来の可能性が感じられる終わり方」「仲間っていいな」視聴者大満足

俳優の北川景子が主演するフジテレビ系連続ドラマ『女神の教室~リーガル青春白書~』(月曜午後9時)の第11話が20日に放送された。ロースクールを卒業した、かつての学生たちのその後が描かれた。

主人公・柊木雫を演じた北川景子(左)【写真:(C)フジテレビ】
主人公・柊木雫を演じた北川景子(左)【写真:(C)フジテレビ】

柊木は法科大学院等特別委員会に出席することに

 俳優の北川景子が主演するフジテレビ系連続ドラマ『女神の教室~リーガル青春白書~』(月曜午後9時)の第11話が20日に放送された。ロースクールを卒業した、かつての学生たちのその後が描かれた。

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 本作は、裁判官で実務家担当教員の主人公・柊木雫(北川)と取り巻く人々が自身の価値観をぶつけ合いながら、法曹界のあり方を問うリーガルエンターテインメント作品。柊木は「人を知らなければいい法律家にはなれない」をモットーに、ロースクールで「法」だけでなく「人」を学ぶ授業を展開する。“司法試験合格”という目先のゴールばかりにとらわれるロースクールの現実に、新風を巻き起こしていく。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 裁判官の柊木が派遣された青南大学法科大学院で初めて教えた学生たちは無事に卒業。そして、柊木が藍井仁(山田裕貴)とともに受け持った実務演習を選択した照井雪乃(南沙良)、真中信太郎(高橋文哉)、水沢拓磨(前田拳太郎)、天野向日葵(河村花)は司法試験に合格し、法曹界へと歩み出していた。一方、桐矢純平(前田旺志郎)だけは、まだ合格できていなかった。

 再度受けた司法試験の合格発表が近づく中、桐矢は照井ら4人の職場を訪ね、自分の話を聞いてもらおうとする。しかし、弁護士になった水沢と真中、裁判官の雪乃、司法修習の向日葵はそれぞれ職場での悩みを抱えては余裕をなくしていた。

 そんななか、文科省の官僚との話し合いに参加した守宮清正(及川光博)は、法科大学院の役割と具体的な成果を見せてほしいと官僚に詰められていた。そこで守宮は、柊木にも次回の法科大学院等特別委員会に出席し、ロースクールの意義を語ってほしいとお願いする。

 桐矢は照井ら4人に「飲み会をしよう」と呼び掛けたが、4人だけが集まり、桐矢本人は現れなかった。心配した4人が桐矢を見つけ出すと、桐矢は今回の司法試験も全然解けなかったことを明かした。そして、「俺とは違ってプロになれたのに、“思っていたのとは違う”だなんて悩みがぜいたくだ。乗り越えてくれよ」と伝え、その場を去った。4人は、桐矢が互いの悩みを話せる場としてこの日の飲み会を設けてくれていたのだと気づく。

 その後、照井は桐矢に自分が裁判官を務める公判を見に来るように連絡をした。さらに、他の3人も職場での悩みに再度向き合い、柊木に教わったように人に寄り添おうとする。そして、桐矢のもとに集まると「僕たちはいい法律家をこれからも目指す。だから(桐矢も)諦めないで」とエールを送った。

 柊木もまた、桐矢を気にかけながらも法科大学院等特別委員会に出席。そして、「今の自分がいるのはロースクールでたくさんの人と出会い、時間をともに過ごしたから。それまで知らなかった新しい視点や考え方・感情を知ることができた。その豊かさは法律家としての武器になっている。ロースクールで得たものを、この先も伝えていきたい」と強くアピール。官僚からも納得の拍手を受けることができた。

 ついに司法試験の合格発表の日、照井たちとともに番号を確認すると、そこには桐矢の受験番号も掲載されていた。

 第11話が最終話となる本作。放送後のSNSでは「仲間っていいな~」「この5人にまた会いたい」「未来の可能性が感じられる終わり方!」「春にふさわしいドラマだった」などと視聴者から満足度の高いコメントが多く寄せられていた。

次のページへ (2/2) 【写真】『女神の教室』最終話の場面カット
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