【silent】想の切実な願いに視聴者も涙「両思いがこんなに辛いなんて」

川口春奈が主演を務めるフジテレビ系木曜劇場「silent」(午後10時)の第10話が15日に放送された。佐倉想(Snow Man・目黒蓮)が好きという気持ちが募る反面で、強まるつらさを青羽紬(川口)に打ち明けた。

手話で会話する紬(左=川口春奈)と想(目黒蓮)【写真:(C)フジテレビ】
手話で会話する紬(左=川口春奈)と想(目黒蓮)【写真:(C)フジテレビ】

湊斗は想の気持ちを悟る

 川口春奈が主演を務めるフジテレビ系木曜劇場「silent」(午後10時)の第10話が15日に放送された。佐倉想(Snow Man・目黒蓮)が好きという気持ちが募る反面で、強まるつらさを青羽紬(川口)に打ち明けた。

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 オリジナルかつ当て書きで作られた本作は、川口演じる主人公の紬がかつて本気で愛した恋人である想と、8年後に音のない世界で“出会い直す”という、切なくも温かいラブストーリーだ。

 想は紬との距離が近づくことにうれしさを感じる一方で、ふと手話をしながら話す紬の声が自分に聞こえていないことを寂しく感じてしまう。また、将来の自分の子どもへの影響を恐れ、パソコンで「若年発症型両側性感音難聴 遺伝」と検索していた。

 ある日、紬に手を握られた想は「手話しにくいから」と手を離す。時折寂しそうな表情を見せる想を心配する紬は、友人・横井真子(藤間爽子)から、どうして想と付き合わないのかを問われると「なにか言いづらいことがあるのだろうから、のんきに付き合ってほしいなんて言えない」と答えるのだった。

 そんな2人の事情を紬の弟・青羽光(板垣李光人)から聞いた戸川湊斗(鈴鹿央士)は、想を呼び出す。想の気持ちを悟った湊斗は「(紬と想に)付き合ってほしいとも付き合ってほしくないともどっちとも思ってないよ。2人の好きにすればいいと思ってる。でも、また青羽に何も伝えないで勝手にいなくなるとかは絶対許さないから」と告げた。

 そして、想は今の気持ちを伝えるために、紬の家に行く。

「青羽の声がどうしても思い出せない。目の前で楽しそうに笑ってるのに、笑い声が聞こえてこない。(耳が聞こえなくなり始めた当時は)電話もできなくなるし、一緒に音楽聞けなくなることが分かってて一緒にいるなんてつらかったから別れた。(今でも)やっぱりつらかった。一緒にいるほど、話すほど、好きになるほどつらくなっていく。声が聞きたい。もう聞けないなら、また好きになんてならなきゃよかった」と、想は涙を流す。

 想の気持ちが明らかになったラストのシーンに「両思いがこんなに辛いなんて」「どうしてこうも上手くいかないの」「2人はどうなるの、最終回までの長ーーーい1週間が始まった」と、視聴者からは大きな反響を呼んだ。

次のページへ (2/2) 【写真】第10話場面アザーカット
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