山田裕貴、俳優続ける原動力は好奇心 松本まりかは人間力を絶賛「いいパパになる」

俳優の山田裕貴が10日、都内で行われた主演映画「夜、鳥たちが啼く」の公開記念舞台あいさつに登場した。「『人が何なのか知りたい』というのが、僕、それが一番でこの仕事をやっている」と俳優としての原動力を明かした。

映画「夜、鳥たちが啼く」の公開記念舞台挨拶に登壇した山田裕貴【写真:ENCOUNT編集部】
映画「夜、鳥たちが啼く」の公開記念舞台挨拶に登壇した山田裕貴【写真:ENCOUNT編集部】

SNSでエゴサーチ「人が何なのか知りたい」

 俳優の山田裕貴が10日、都内で行われた主演映画「夜、鳥たちが啼く」の公開記念舞台あいさつに登場した。「『人が何なのか知りたい』というのが、僕、それが一番でこの仕事をやっている」と俳優としての原動力を明かした。

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 本作は、「そこのみにて光輝く」「オーバー・フェンス」などで知られる作家・佐藤泰志の同名短編小説を、城定秀夫監督が映画化したラブストーリー。売れない小説家の主人公・慎一(山田)と、離婚を機に、息子(森優理斗)とともに慎一のもとに身を寄せる裕子(松本まりか)のいびつな半同居生活を描く。

 山田は今回、内に秘めた破壊衝動と葛藤する小説家を熱演。映画を見た観客を見つめながら「『今、見たあとどう思っていますか?』というのが一番気になる。その思いでいっぱいです」と率直な心境を述べた。

 山田はSNS上の感想もチェックしていると明かして「『人が何なのか知りたい』というのが、僕、それが一番でこの仕事をやっている。(本作を)見た人たちと語り合いたいくらい。マネジャーさんが許すなら、一個一個返していきたいくらい。今日より感想が見れるのかなと思うと楽しみです」と話した。

 松本は「山田くんってすごい人間力(がある)」と評し、「(撮影に参加した)子どもたちがいて、皆がキラキラした目で山田くんを見ていた。山田くんが動くところにウワーッと動くみたいな感じだった。それをベンチから見ていて、『なんか……すっごい幸せだな』と思った。それくらい、山田くんは子どもを引きつけるパワーがある。いいパパになるだろうなと思った」とベタ褒めした。

 それを聞いて山田は「地元の子たちだったので、撮影がどういうことが分からないと思ったので、正直……『アイスがこの後来るから』って言った。それがちょっとありましたね」と舞台裏のニンジン作戦を告白。松本は「それでだったんだ~! あぁ、だまされてたな(笑)」と笑った。

 舞台あいさつには、裕子の一人息子・アキラを演じた森くん、城定監督も出席。森くんは、サプライズで山田と松本に手紙を披露し、手紙とあわせて手づくりのクリスマスツリーをプレゼントした。

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