女性版「IPPONグランプリ」開催 豪華メンバーに松本人志も手応え「本当にすごかった」

土曜プレミアム「まっちゃんねる」(フジテレビ系)の第3弾が25日午後9時より放送される。このたび、新企画「IPPON女子グランプリ」が行われ、「3時のヒロイン」福田麻貴や「NMB48」渋谷凪咲らが出演することが分かった。

「まっちゃんねる」第3弾の放送が決定【写真:(C)フジテレビ】
「まっちゃんねる」第3弾の放送が決定【写真:(C)フジテレビ】

「女芸人版」と「女性タレント版」の2つの対戦を実施

 土曜プレミアム「まっちゃんねる」(フジテレビ系)の第3弾が25日午後9時より放送される。このたび、新企画「IPPON女子グランプリ」が行われ、「3時のヒロイン」福田麻貴や「NMB48」渋谷凪咲らが出演することが分かった。

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 同番組は、日本のお笑い界をけん引する芸人・松本人志が“おもしろいと思うこと”をテレビで実験していく、新趣向の総合バラエティー番組。2020年10月24日放送の第1弾では、松本発案の密室笑わせ合いサバイバル番組「HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル」(16年~/Amazonプライム・ビデオ)の女性タレント版「女子メンタル」などを繰り広げ、続く21年6月19日放送の第2弾では、「女子メンタル」の第2回大会に加え、イケメン芸能人たちによる笑わせ合いサバイバル「イケメンタル」を初開催した。

 そして、およそ1年ぶりとなる待望の第3弾では、これまでとはがらりと趣向を変え、新企画「IPPON女子グランプリ」をお届け。松本が大会チェアマンを務める大喜利番組「IPPONグランプリ」を、出場者を女性に限定して行うという、新たな笑いの実験に挑戦する。今回は「女芸人版」と「女性タレント版」の2つの対戦を実施。それぞれ4人の精鋭たちが登場し、大喜利対決を展開する。09年12月の番組スタート以来、27回にわたって繰り広げられてきた本家「IPPONグランプリ」とは趣を異にする、女性目線ならではの名回答の数々に要注目だ。

「女芸人版」に出場するのは、「3時のヒロイン」福田、「蛙亭」イワクラ、「Aマッソ」加納、「ハリセンボン」箕輪はるか、という顔ぶれ。「女芸人No.1決定戦 THE W」(日本テレビ系)や「キングオブコント」(TBS系)といったお笑いコンテストでも活躍を見せる若手実力派の福田、イワクラ、加納を、「IPPONグランプリ」の本戦にも出場経験を持ち、大喜利力に定評のある箕輪が迎え撃つ格好だ。戦いの前は、松本チェアマンが「みなさん一回、化粧直しをしてもらえますか。顔の皮脂が出すぎ……」と心配してしまうほど緊張をあらわにしていた4人。しかし、いざ大喜利が始まると、それぞれ独特の世界観を生かした回答を次々と繰り出し、爆笑をかっさらう。

「女性タレント版」には、滝沢カレン、神田愛花、「NMB48」渋谷凪咲、王林という、いずれも現在のバラエティー界に欠かせない存在である個性豊かな4人がエントリー。元NHKアナウンサーにしてバナナマン・日村勇紀の妻である神田、あまたの芸人が認める“大喜利ができるアイドル”の渋谷、そして、爆発力未知数ながら絶大なポテンシャルを感じさせる滝沢と王林。そんな異色かつ最強の布陣に、松本チェアマンも「(どんな戦いになるのか)まったく分からないです(笑)。でも、めちゃくちゃ期待値は上がっております!」と熱いまなざしを向ける中、戦いの幕が切って落とされるが――。かくして、本家「IPPONグランプリ」では見たことがないような、個性的すぎる奇跡の回答が続々と飛び出す。

 また、審査を務める顔ぶれも「IPPON女子グランプリ」の大きな見どころ。「IPPONグランプリ」では出場者同士で審査を行うが、今回は大会チェアマンの松本のほか、「IPPONグランプリ」優勝経験を持つバカリズム、麒麟・川島明、千鳥・大悟が見届け人として審査を担当3人の“大喜利王”も、審査ブースから女性同士の大喜利対決を見守る。彼ら独自の観点による解説コメントを聞けば、笑いが倍増すること間違いなしだ。なお、大喜利で出される“お題”のいくつかは、審査員自らが考案。誰がどんなお題を考えたのかも、お笑い好きにとっては見逃せないポイントだ。

 全ての収録を終えた松本は、「今回の『まっちゃんねる』は、今までとはまったく違う実験を試みたんですが……いやこれ、ちょっとえらいことになりましたね(笑)」とコメント。「女性だけの大喜利大会は無謀やっていう声もあったんですが、いやいや、そんなことはないよ、と。本当にすごかったですから」と満足げな表情でアピールした。

 渋谷は本番で焦らないよう準備をしたようで、「今までの『IPPONグランプリ』を見返しながら、イメージトレーニングをしました。“ドラムロール大喜利”のボタンを押すタイミングを、ひとりで机を叩いて練習したり(笑)。あと、別の番組で共演させていただいているハリウッドザコシショウさんからもアドバイスをいただいたんですよ。『周りを気にしないで、どんどんボタンを押した方がいいよ』とか、『思いついた答えは、躊躇(ちゅうちょ)しないで全部言っちゃった方がいい』とか、『IPPONグランプリ』に出場されたことのあるザコシショウさんからいろいろと教えていただいて、すごく心強かったです」と告白した。

 さらに、「私はこれまで、いろんなところで大喜利をさせていただいてきたんですけど、『自分はアイドルだから』っていう、言い訳みたいな部分が心のどこかにあったような気がしていて。だけど今回は、何の言い訳もなく、ひとりの女子として、ただただおもしろいことを突き詰めたつもりです。ぜひたくさんの方に見ていただきたいです!」と視聴者にメッセージを送っている。

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