DEAR KISS、待望の2ndシングルは「新たな一面をお届け」 5人が目指す今後とは?

「DEAR KISS」齋藤里佳子【写真:山口比佐夫】
「DEAR KISS」齋藤里佳子【写真:山口比佐夫】

ワンマンライブでの“サプライズ”は反省「遊んでしまった(笑)」

――今回のMVはバンタンデザイン研究所の学生が撮影から編集まで手掛けた手作り感のある映像ですね。

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伊山「MV撮影ってすごい大変なイメージがあるじゃないですか。でも今回、学生さんと一緒に作ることで、年齢も近いこともあって、雰囲気が良すぎて、あっという間でした。撮影現場は毎回毎回、楽しかったです。その楽しい気持ちがMVに全部乗っているから、見ていて、本当に楽しんでいる様子が伝わるんじゃないかなって思います」

――この1年間で徐々に有観客のライブも増えてきましたが、いかがですか。

齋藤「DEAR KISSは、コロナ禍以前には平日もライブ、土日も必ずライブがあって、1日に2本や3本は当たり前だったんですよ。それがコロナ禍になって、メジャーデビューさせていただいても、やっぱりそのときに比べてしまうと自分たちの中ではすごい少なくて……。ライブは徐々に増えてきたんですけど、インターネットサイン会などで、全国・海外の方から応援やパワーをいただいているので、そこに対しての感謝の気持ちをもっとライブをして伝えたいなってより強く思う1年になりました」

「DEAR KISS」ののこ【写真:山口比佐夫】
「DEAR KISS」ののこ【写真:山口比佐夫】

――年末のライブ(12月11日、22日)はDEAR KISSのこれまでの歴史をたどった集大成のようなライブ(※1)でした。どうしてああいった形になったのでしょうか。
(※1:活動6年間の楽曲を前期・後期に分けて2日間開催)

四島「スタッフさんたちに提案をいただいて、私がライブを2回やりたいって言ったんです。それで、2日構成にしてもらいました。集大成ってファンの方からしたら、そういうふう(解散)に捉えてしまうんだなってあの日、初めて知りました。分かりやすく前半と後半でリリース年代を分けて、『セットリストいい感じ~!』みたいに、私たちは思っていたのですが、ファンの皆さまが『集大成ってことは?』って思っちゃって……」

伊山「気持ちがね……。ズレたよね(笑)?」

――全く思っていなかった解釈をファンの皆さんがしてしまった?

伊山「そうです、そうです。こっち側としてはめっちゃワクワクして、『超楽しみだね! めっちゃいいじゃん!』みたいな感じでしたが、いざステージに上ったらファンの人がめっちゃ不安そうに見てて(笑)。もう1回やりたいよね(笑)」

一同「確かに(笑)」

――そこで追い打ちをかけるように、四島さんのMC(※2)でしたね。
(※2:深刻な表情で「大切なお知らせがあります」と発言。結果的には2ndシングルの発売決定のアナウンスだった)

伊山「遊んじゃったね(笑)?」

四島「遊んでしまった。反省してます(笑)」

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