「超特急」小笠原海、“男同士の結婚”描くラブコメドラマ出演 “元カレ”役に「ぜひ注目して」

俳優の葉山奨之と飯島寛騎がダブル主演を務め、カンテレスペシャルドラマ「僕もアイツも新郎です。」(3月13日深夜0時30分放送)の追加キャストとして、永野宗典、小笠原海(超特急)、金澤美穂、川又あん奈(STU48)、森下じんせい、小市慢太郎の出演が決定した。

ドラマ「僕もアイツも新郎です。」追加キャストが明らかに【写真:(C)カンテレ】
ドラマ「僕もアイツも新郎です。」追加キャストが明らかに【写真:(C)カンテレ】

カンテレスペシャルドラマ「僕もアイツも新郎です。」追加キャストが明らかに

 俳優の葉山奨之と飯島寛騎がダブル主演を務め、カンテレスペシャルドラマ「僕もアイツも新郎です。」(3月13日深夜0時30分放送)の追加キャストとして、永野宗典、小笠原海(超特急)、金澤美穂、川又あん奈(STU48)、森下じんせい、小市慢太郎の出演が決定した。

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「僕もアイツも新郎です。」は、葉山演じる小学校教師の瀬戸亮介と飯島演じるレモン農家の相川瑞樹の男性2人による結婚式当日の様子をオリジナル脚本で描く、ノンストップハートフルラブコメディー。

 人気アイドルグループ・超特急の小笠原が演じるのは、瑞樹の“元カレ”である夏目隼人。瑞樹を祝福しようと挙式・披露宴に出席したものの、亮介の煮え切らない態度にかなりご立腹の様子だ。

 人気劇団「ヨーロッパ企画」の永野が演じるのは、ウエディングプランナーの八島宏樹。2人の結婚を応援しているが、亮介が当日までカミングアウトできていないことにより、さまざまなトラブルに巻き込まれてしまう。なんとか結婚式を成功させようと奔走する。

 亮介の幼なじみ・中野瑠璃を演じるのは、金澤。小さい頃から亮介と一緒によく遊んでおり、挙式で亮介の結婚相手が男だと知り、ショックを受ける。

 ドラマ初出演となるSTU48・川又が演じるのは、瑞樹の妹・相川奈々。ちょっとしたことがきっかけで、瀬戸家から亮介の結婚相手と間違われてしまう。

 瑞樹の父親・相川正男を演じるのは、森下。代々引き継ぐレモン農家。7年前に息子からゲイであることをカミングアウトされたときはすぐに受け止めることができなかったが、LQBTQについて必死に勉強。息子の結婚を心から祝福している。

 そして、小市が演じるのは、亮介の父・瀬戸剛志。広島県庁の環境課で部長として働き、瀬戸内海の水質問題に取り組んでいる。挙式の入場で息子の結婚相手が男であると知り、大激怒。息子の“誰からも祝福される結婚”を願うがゆえに、受け入れられないでいる。

 また、ドラマ中に放送される、内容と連動したインフォマーシャルの一つには、川又と同じSTU48に所属する小島愛子がウエディングプランナー役として登場する。

 撮影はオール広島ロケで実施。今年のアカデミー賞作品賞ほか4部門の候補となっている映画「ドライブ・マイ・カー」の撮影も行われた、グランドプリンスホテル広島の全面協力のもと、徹底した感染対策を行い、すでに撮影はクランクアップ。美しい景色も見どころの本作品。亮介と瑞樹は参列者から祝福を受け、幸せになれるのか。波乱の予感がうず巻く結婚式の行方に注目だ。

 出演者のコメントは以下の通り。

○永野宗典
「よく練られた台本で、読みながらすごくワクワクしました。僕が演じる八島は重要な役で、『この役をやらせてもらえるんだ!』って、よだれが出るくらい食いつきました(笑)。監督から『コメディー担当をお願いします』と言われたので、現場の空気感を大切にしながら、楽しく演じています。葉山さん・飯島さんは熱い生っぽいお芝居をされてしびれるシーンばかりなので、いつまでも見ていられます。『流行りのBLドラマね』という印象を持たれた方には、『決してそうではありません!』と言いたいです。普遍的な愛がテーマで、深く感じてもらえる部分があると思いますので、ぜひご覧いただきたいです」

○小笠原海(超特急)
「夏目隼人は、とてもまっすぐで、かわいらしい部分もある素敵なキャラクターです。瑞樹を演じる飯島くんとのシーンは、2人の過去がどうだったのかなど2人でたくさん話しながら演じさせていただいたので、ぜひ注目してください。広島オールロケで撮影させていただいたのですが、キレイな風景もたくさん観られますし、それぞれの立場からいろいろな感情が交りあう、ヤマ場だらけの楽しいドラマになっています。自分の新しい感覚や価値観にあらためて気づくきっかけになる作品だと思います。笑って泣いて、楽しい1時間を過ごしていただけるとうれしいです」

○金澤美穂
「私が演じる瑠璃は、ラブコメというこの作品の中でも少し切ない役なので、短いシーンでどう表現すべきか、たくさん悩んで演じました。撮影現場では、主演の葉山さん・飯島さんがすごくいい雰囲気をまとわれていたのが印象的でしたね。私もその雰囲気を大切に、お芝居させていただきました。登場人物がたくさんいるので、いろいろな人の目線で楽しんでいただけると思います。『好き』という気持ちを大切に思える、とてもやさしいドラマです。幼なじみの亮介の結婚相手が男性だと知った瑠璃はどうなってしまうのか、ぜひ注目してください」

○川又あん奈(STU48)
「初めてのドラマで、奈々ちゃんになりきれるよう、何度も台本を読んで、何度もせりふを練習して頑張りました。演技のお仕事にはずっと興味はありましたが、なかなか前に出られるタイプではなく、“夢のまた夢”と思っていたので、お話を聞いて、『私なんだ!』とビックリしました。実際に挑戦してみると、やっぱりすごく難しかったのですが、たくさん学ぶことがあり、アイドルも続けながら演技のお仕事にも挑戦していきたいなと思いました。今回の役で広島弁を話していますが、普段は方言を使わないので、STU48のメンバーやファンの方にはこれまでに見たことのない私を見てもらえると思います。たくさん頑張ったので、ぜひ見てください!」

○森下じんせい
「台本を読ませていただいて正直思ったのは、こうした題材をドラマ化できる時代になったんだなと。30年前にはドラマ化されることもなかったんじゃないでしょうか。撮影中は和気あいあいな雰囲気でありながら、役者やスタッフのいい作品を作ろうという思いがヒシヒシと伝わってきて、自分も必死に取り組ませていただきました。見どころとしては、新郎たちの苦悩はもちろんのこと、2人を取り巻く両家族の姿も見事に描かれていますので、そのあたりも含めてご覧いただけたらと。この作品をきっかけに、もっとオープンで自由な世の中になってくれればと願ってます」

○小市慢太郎
「台本を読んで、率直に『ええ話だな……』と思いました。すごくよく練られた台本になっています。私の役は、分かりやすい“昭和の頑固親父”なので、その分かりやすさを大切にしています。私は私のできることを精いっぱいさせていただきました。共演者の皆さんも個性豊かなすばらしい表現者が集まっています。この作品の一つのテーマである“多様性”にも通ずる部分があるかと思いますので、それぞれのお芝居の違いなどにも注目していただけると、よりお楽しみいただけると思います」

○小島愛子(STU48)
「初めてのインフォマーシャル撮影で少し緊張しましたが、周りのスタッフさんがとっても温かく、演技も褒めてくださって楽しく演じることができました。私生活の自分とも重ねて演じているので、そちらにも注目してみてください! ドラマには同じSTU48から川又あん奈ちゃんが出演しています! みなさん是非お楽しみに!」

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