RIZIN大みそか前にボビーの師匠が緊急提言 「朝倉未来がさらにカリスマになる方法」

GRABAKA練馬ジムの前で元寝技世界一の菊田早苗を捉えた1枚【写真:ENCOUNT編集部】
GRABAKA練馬ジムの前で元寝技世界一の菊田早苗を捉えた1枚【写真:ENCOUNT編集部】

「ボビーの能力は瞬発力とバネ。あとは野生の勘」

また、素朴な疑問だったのは、バラエティー番組でのボビーがどこまで素の状態か、という点。これに関しても菊田は、「ボビーさんはスーパーポジティブですよ。自信を持っていますよね、自分に。男っていう感じです」と答えた。

仮の話、もしボビーが格闘技に打ち込んだ場合、どこまで行けるものなのか。年齢的にはどうなのか。

「そうですねえ……、今からだと年齢はね。まあ、でもすごいですよ。ちゃんと普段からトレーニングしてる人はそんなの関係なく、別格だというのを証明しましたよね。僕も同年代として刺激を受けたし、あと少し試合をしたいので時期を見てますよ」

諸説あるらしいが、ボビーの年齢は48歳。だとしたら年齢を考えると「すごいと思いますね」と菊田は話す。

「力ってね、ただ単に力があってもダメなんですよ。僕はどっちかっていうとねじ込んでいくような、寝技に合った力なんですけど、一番怖いのはスピード+力なんですね。ボビーはその能力を持っていて。この間の試合にしても100キロの北村克哉選手をどかしましたよね、ブリッジか何かで。あれはね、力だけだとああは行かないんですよ。瞬発力とバネ。それがとにかくボビーはすごいんです。野生の勘」

ボビー本人には全くその気はないだろうが、本気で格闘技に打ち込めばと幻想は膨らむ。例えば、元UFCヘビー級王者のフランク・ミアと闘ったら?

「そういう話ですか。相手がレスラーだった場合、この間の北村戦もそうでしたけど、ボビーは倒れて対応するところがある。だからUFCファイターが相手だと、それなりにキツいと思いますね。でも、15年前だったら、まだ年齢的にも若かったですけどね」

現在、RIZINのヘビー級だと元大相撲のスダリオ剛が存在感を示している。

「ああ、本人は問題ないと思ってると思いますよ。確かにいいレベルじゃないですかね。パンチは強いですし、本人は寝技のほうが好きだって言っているくらいですからね」

ここまでの話を聞く限り、今回の大みそかにRIZINへの参戦が調整できなかったのが悔やまれるが、この世界には「絶対」がないだけに、また近いうちにそんなタイミングが訪れる可能性は捨てきれない。

最近のネット上では、朝倉未来がボビーとの対戦オファーを断ったことが話題になっているが、菊田の話を聞く限り、朝倉戦が実現すれば、意外と勝負論のあるマッチメークだったのかもしれない気がしてきた。

しかしながら菊田は、「今のRIZINは、実はそんなに観ていないんですよ」と言う。

「僕はUWF~PRIDE世代じゃないですか。その人間からするとう~ん……」と口を濁らせた。

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