【愛車拝見】ミニカーコレクターの経済アナリスト・森永卓郎は“らしい”愛車所有も意外なこだわり

経済アナリストとして、「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)や「Nスタ」(TBS系)などテレビでも活躍する森永卓郎さん(64)。“B級グッズコレクター”としても知られ、私設博物館「モリタク B宝館」(埼玉・所沢)で12万点ものグッズを展示している。なかでもミニカーのコレクションは3万点にも及ぶという。では、ホンモノの車の方はどうなのか。森永さんに聞いた。

経済アナリストとして活躍する森永卓郎さん【写真提供:森永卓郎】
経済アナリストとして活躍する森永卓郎さん【写真提供:森永卓郎】

本当は運転が楽しいマニュアル車に乗りたい

 経済アナリストとして、「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)や「Nスタ」(TBS系)などテレビでも活躍する森永卓郎さん(64)。“B級グッズコレクター”としても知られ、私設博物館「モリタク B宝館」(埼玉・所沢)で12万点ものグッズを展示している。なかでもミニカーのコレクションは3万点にも及ぶという。では、ホンモノの車の方はどうなのか。森永さんに聞いた。(取材・構成=中野裕子)

 7年前からホンダの軽自動車・N-ONEに乗っています。9年前に発売されてすぐから「いいな」と思っていました。大学時代、ミニカーを集めている友人が、N-ONEと同じNシリーズのN III360を8000円で買ってきたので、その車で一緒にあちこちミニカーを探しに行った思い出があるんです。すごくボロくて、前を走る車が急ブレーキを踏むと、慌てて縁石にゴリゴリ擦って停車させていたほどで。でも、すごく楽しい思い出で、かわいい車だな、と思っていました。N-ONEはNシリーズの原点のN360を意識し、イメージをN360に寄せて作られていて、車らしいデザインなんです。N360が発売された50年前は“エヌコロ”なんて呼ばれて、とても人気のある車だったんですよ。

 軽自動車だから自動車税が安くて経済的だし、私の住んでいる近辺は道が狭いので運転しやすい。最小回転半径が小さいし、スピードはそれほど出ないけど、スポーティでキビキビ走るのも気に入っています。回転を上げたときの感じも違う。カミさんはトヨタのハイブリッド車・シエンタに乗っているのですが、シエンタは回転を上げるとホワ~ンと走る。N-ONEはブイーンと走る。シエンタの方が静かで快適なんですけど、N-ONEの方が運転していて楽しいんです。

 そこそこ背の高さはあって、後部座席を倒すと結構、荷物が載るところもいい。私は地元で無農薬農業をやっていて、30坪の畑でニンジンやジャガイモ、キャベツ、ブロッコリー、ゴーヤ、ヤーコンなど25種類の野菜を作っているので、重い肥料や石灰を運んだりするにも便利なんです。あとは買い物や病院など日常使いですが、荷物があるときには都心のテレビ局まで乗って行くこともあります。テレビ局の駐車場に停めると、周りは高級外車のマセラティやベンツ、トヨタ・アルファードなどが多いので、かえってものすごく目立っていいんですよ(笑)。

 唯一の不満はオートマチック車だということ。非力なエンジンなので、オートマでは力をじゅうぶん引き出せない。MT(マニュアルトランスミッション)の方が運転は楽しいし、アクセルとブレーキの踏み間違いもしにくいですよね。N-ONEは去年モデルチェンジしてMTを設定したので、もう少ししたら買い換えたいなあとも。でも、どこも悪いところがなくてもったいない。長く毎日乗っていると愛着もわくので悩むところです。

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