【ほぼ全文レポ】ジャニーズWEST・藤井流星、メリー喜多川さんへ感謝の思い「いろんな言葉をもらった」

「ハロルドとモード」公開ゲネプロでギターを弾く藤井流星【写真:ENCOUNT編集部】
「ハロルドとモード」公開ゲネプロでギターを弾く藤井流星【写真:ENCOUNT編集部】

黒柳徹子が明かすメリー喜多川さんの素顔「本当に気のつく優しい方」

――こういった方や藤井流星さんを育てられたメリー喜多川さんが先月旅立たれました。黒柳さんはずいぶん親しく長くお付き合いされていましたが。

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黒柳「メリーさんは本当に長いお付き合いでね。1番最初の『ジャニーズ』っていう4人組がいたんですね。その方たちが『夢であいましょう』という番組に出ていたので、それについてメリーさんは来ていたので、もう最初からのお友だちでしたから。その間、お互いにちょっと忙しかった時期もあるんですけど、最近ではひと月に1度くらいは会ってご飯を食べたりお話をしたりして。本当になんでもお話できるお友だちでした。メリーさんは本当に優しい方でね。私がパンダが好きだっていうと、パンダのいろんなものを探してきてくださったりして。もう本当に優しくしてくださってね。私は8月9日が誕生日なんですけど、この間の8月9日には、パンダのリュックサックとポシェットとお財布みたいなものをくださったんですよ。それで、メリーさんにすぐFAXで『ありがとう』と言ったんだけど、返しがなかったので『珍しいことだな』と思って。

 そうしたら、亡くなったと聞いたので。それが8月9日でしたから、メリーさんじゃなきゃ集められないようなものをくださったから、メリーさんが全部手はずをしてくださったんだと思うんです。そろえてくださったんだと思うと胸がいっぱいになります。50年くらいの友だちで、本当にメリーさんは気のつく優しい方。ちょっとみんな怖い人だと思うかもしれないけど、優しい人でした。本当に悲しい気持ちでいっぱいです。ジャニーさんは、私、結婚するってうわさが出たことがあったので(笑)。私は『旦那さん』と呼んでいたんですよ。旦那さんも亡くなっちゃうしね、悲しい気持ちでいっぱいです。ジャニーさんは着るものに気を遣わない人ですから、外国に行ったときにお土産にセーターとか買ってきて。緑色が好きだというから土産で買ってきてあげたら、その次に着てくれて『うれしいな』と思ったら、そうじゃなくて他に着るものがないから毎日着てるって」

藤井「ジャニーさん、恥ずかしがり屋なんですよ」

黒柳「とてもいいごきょうだいだったので、とても寂しいです」

藤井「稽古中も、メリーさんのお話をいろいろさせていただいて。『ジャニーズWEST』は関西なので、会った回数は東京のジャニーズJr.の子よりは少ないかもしれないんですけど、いつも会うたびにいろんな言葉をもらったりとか。『関西でずっとお世話になっている事務所のことをずっと大事にしなさい』『東京ででっかいところでライブやるときも絶対に呼んであげなさい』とか、人を大事にする精神を、メリーさんに毎回言われていました。(この舞台も)見に来てほしかったですけどね。見に来てくれてるんちゃいますか」

黒柳「どこかでね。あなたと一緒にやっているところを見てほしかったですよね」

――最後に意気込みとメッセージを。

藤井「東京、大阪と2か所でやらせていただきますし、まずは走り切れるように。まだコロナ禍が続いていますし、ちゃんと走り続けられるようにというのが第一で。あとは1回1回を大事にしたい。今回、僕自身初挑戦のことが多くて、黒柳さんと初共演させていただいていることもそうですし、学びが多い舞台なので、最後までしっかり吸収して、次からのいろんなものに生かせるように最後までやり遂げたいと思います」

黒柳「50年くらい前に見たこの芝居をいつか自分がそんな歳になったらやりたいなと思ったりしたんですけど、それが実際にやれるようになって、本当によかったしありがたいこと。面白い役なので、こんな変わったおばあさんいたら面白いですものね。だから、そういう点では、それができたことはありがたいと思います。また、いいあんばいの年ごろ加減のお若い方がいらっしゃったので」

藤井「10代じゃないですよ?」

黒柳「10代だと思ったからね(笑)。でも、そういう方がいらして一緒にできたことはとてもうれしいこと。なんて運がよかったんだろうと思っています」

「ハロルドとモード」は30日から10月14日まで東京・EXシアター六本木、10月16日から18日まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演される。

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